録音した京都と名古屋のライブをイヤホンで聴きながら(途中ウトウトしながら)いろんな瞬間を思い出した。アンプラグドの「home sweet home」はちゃんとアンプラグドの音がしたし、休憩中のカフェではアイスカフェオレや電気ブランなどを頼む注文の声とグラスと氷でカラカラと鳴る音まで入っている。
京都、名古屋とも遠方から(北海道や東京やタイなどから)来てくれたお客さんもたくさんいたけれども、なによりも当たり前のように京都に行けば京都の、名古屋に行けば愛知の人がこれだけたくさんいる、ということが嬉しかった。多分新潟に行けば新潟のファンが、広島に行けば広島のファンが、福岡へ行けば福岡のファンがたくさん来てくれるんだろう。どこへ行っても僕の音楽を欲して聴きにきてくれる人がいるんだろうな。
新しい作品を作ったら今まで以上にいろんな街にギターとキャリーバッグを引きずって出かけていきたいな、と今まで以上に思った旅でした。そう思わせたのはニコニコした顔で音楽に揺れたり目をつぶって言葉に集中したりするみんなの姿でした。ありがとう。