2009年09月09日

21世紀のビートルズ

beatles果たして2009年9月9日はビートルズの日と記憶され、世界中いろんなところでビートルズのCDが鳴っているのでしょう。

僕が初めて聴いたビートルズはTVのポンキッキのなかでした。アルバムとしては『Please Please Me』なんかだったと思いますが、僕の音楽人生の記憶に刷り込まれている作品は『HELP!』と『REVOLVER』の2枚で、今日発売された最新デジタルリマスター盤のなかから迷わずその2枚を買ってきました。

中学3年のときの3泊4日南九州一周の修学旅行の行程、バスのなかで90分カセットテープのA面とB面にいれた『HELP!』と『REVOLVER』を何回し聴いたことか。さらに数年後の高校時代の修学旅行(このときは北海道一周)のときにも「ああ、僕は中3の修学旅行のときにこのビートルズを聴いて旅したんだったな」とウォークマンにそのカセットテープをつっこんで出かけたので、初めての北海道の旅のBGMも『HELP!』と『REVOLVER』だったのです。

このCDを聴きながら脳裏にぼんやりと浮かぶ風景は阿蘇山だったり鬼の洗濯岩だったり知覧の特攻隊の資料館だったり霧の摩周湖だったり網走の白い空気だったりアイヌ伝統の踊りと音楽だったりします。音と記憶と映像とか友達の顔なんかが頭の中でカチッと結びつくときに、ああ、やっぱり音楽ってすごいなああと改めて思いますね。

これから旅する札幌と福岡では21世紀以降のスタンダード音源となるであろう今回のデジタルリマスター盤でこの2作品を聴いてみようと思っています。

Posted by monolog at 17:37│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
わたしも中学のとき、友達がダビングしてくれたテープの
『REVOLVER』と『WHITE ALBUM』ばかりを聞いていましたよ。
毎日それを聞きながら自転車に乗って通学して、
それを聞きながら街にも修学旅行にも行き、誕生日には
BIRTHDAYの歌詞を書いたカードをもらったことを、今思い出しました。
Posted by TOKI at 2009年09月10日 23:57
ときに音楽は写真よりも鮮明にあの頃を思いおこさせてくれますよね。
映像だけでなく感情までも。

ビートルズCDは一枚ももってないので、この機会にボックスで揃えようか思案中です。
Posted by まる at 2009年09月11日 07:56