連なる書店の森をさまよう漂流者
朝、ラジオを聞いていたら「第50回東京名物神田古本まつり」のことが話題に出た。天気も悪く部屋にいても暗くて気分も乗らないのでお茶の水から歩いて神保町へ出向いてみました。連なる楽器屋さんの数倍も少し黴臭い古本が並ぶ通りのほうが心が躍る。
僕は安い掘り出し物ばかりを狩りしましたが、センダック「かいじゅうたちのいるところ」1988年刷の洋書絵本が一番のお買い得品か。デヴィッド・アップダイクの児童向け絵本、アメリカンインディアン特集のユリイカなど。デザインが可愛かった1962年刊行のZAGREBというどこにあるかもわからない街のガイドブックは100円だった。音楽雑誌や映画のポストカードなどを眺めていたらあっという間に日が暮れていきました。
出版不況ですがきっとみんな本が好きなはず。古本まつり本日3日までです。


Posted by monolog at 13:30│
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zagreb、はもしかしてクロアチアの首都?ザグレブかな?
古本はいいね。楽してアマゾン・アメリカやイギリスで通販ばかりしてるけど
また神田覗いてみようかな。
僕も今日ぷらりと神保町へ足を運んでみました。
本の島に寄せる気合いがみんな強くて、ボーッと見てるとじりじりと肩で押されて落ち着いて見てられず、
気になったのは英語で書かれたパイプオルガンの歴史の本と、谷崎の「猫と庄造と二人のおんな」の初版(さすがに高価)でしたが、少し悩んでやめました。
みんなだれでも、何かしら欲しい本はあるものなのだなあと思った古書まつりでした。
古書の日干しも兼ねてるんですかね〜。