2009年11月13日

はまなすの咲く頃、白いカモメを

旅行中に森繁久彌さんが亡くなられ、道中で「知床旅情」のメロディがずっと頭の中に(東北旅行なのに)。

今から十数年前映像制作会社でADをやっていた頃、NHK衛星放送の「にほんの歌」という番組で僕はステージ背後のスクリーンに映し出す映像を担当していました。「知床旅情」用に局内の膨大なニュース映像の中から「知床/流氷/遊覧船」というキーワードで検索して(当時はとてもアナログな方法で探し出していたな)いくつかの短い映像シークエンスをスロー再生したりクロスフェードしたり。NHKホールでの本番で「知床旅情」の大サビのクライマックスと氷を割りながら逞しく進む船の映像がばっちりリンクしてえらい人に褒められて嬉しかったことを今でも憶えています。

今回の旅行中もあれこれ映像を撮りましたが、「お、これライブの映像素材に使えるな」という視点で抽象的な画ばっかりにRECボタンを押している自分に気付くとき昔とやっていることが変わらないな、昔があるから今があるなあ、と改めて思う。

写真は松島、遊覧船からの景色。

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Posted by monolog at 13:23│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
「人生、無駄なことは何もない」って実感する機会が 年齢とともに増えてきました。明日に続いていく今をがんばろうと思います。(^O^)/
あ〜〜、旅にでた〜い!
Posted by ひだり at 2009年11月13日 17:28