2010年03月18日

自転車泥棒とヴァシュティ・バニヤン

mimozamitaka自転車を盗られたのです。マンションの駐輪場にて(カギも多分つけてたし)赤と白の派手な色だしカゴもついてなくて不便そうに見える折りたたみ自転車だったので盗んでいく人なんていないと思っていました。

ほぼ毎日乗っていたものなので生活の一部。今はどこへ行くにも歩いたり走ったりしているから、「ちょっとそこまで」の距離が歩いて軽く30分かかったりして不便にしています。誰かがウォーキングするようになって曲がたくさんできるようになったと言っていたが、まだそんな余裕はなく、そこはかとなく悲しい気持ちで歩いています。盗難届ついでに足を伸ばした三鷹陸橋から富士山が遠くに見えたときとたわわに膨らむミモザの花に遭遇したときだけ嬉しかった。自転車と傘を盗る人って最低だなあ。

先日Vashti Bunyan(ヴァシュティ・バニヤン)というイギリスのシンガーソングライターのライブを観ました。“伝説的女性シンガー”と評される彼女、『Just Another Diamond Day』という素晴らしいデビューアルバムから2作目の『Lookaftering』までにかかった35年という時間を考えると気が遠くなる。髪をかきあげながらはにかんでギターを弾き始める姿が印象的。

小さな音で鳴らされるギターとピアノとヴァイオリンとグロッケンと親指ピアノ、そのどれもが彼女の歌のために配されていた。自分のこれからの弾き語りとかソロでの演奏に影響を及ぼしそうな、聴いていると心が透き通っていくような音楽でした。

Posted by monolog at 08:23│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ミモザ綺麗ですね☆
先日、寝坊をして家族に車で送ってもらい遅刻を免れ…
自転車を買おうかと思っていたところでした。
自転車ないと不便ですよねぇ。見つかるといいな。
Posted by さちこ at 2010年03月18日 11:37