2010年06月26日

DAY3(2010.6.20)福岡〜広島 旅日記

IMG_0980hiroshima1福岡の楽しい夜が明けて朝、雨は降らず。東京を出てくるときには3日間とも雨の予報だったので半ば諦めていたのだけど、いつだってそうだ、僕がライブをやる日はだいたい雨が降らない。雨が降らないだけでこれだけ幸せな気持ちになるということが梅雨の季節からの恵みかもしれません。

泊まったホテルの朝食バイキングが秀逸。朝から元気が出る。チェックアウト、さあどうしようかとコーヒーを飲みながら思案。これ以降、東京へ帰るまでの交通手段を決めていないので道行きは僕次第だ。

百貨店のクロークに荷物を預けて昨日ゆっくりできなかった福岡の街を散策することに。今泉あたりの洋服屋や雑貨屋を覗いて歩くとあれもこれも欲しくなってくる(いわゆる旅目というやつ。変なお土産を買ってしまうのもこのせい)。ひとつだけ、とチェックのジャックパーセルを買って荷物を増やしてしまうことに。

博多から新幹線で広島へ1時間ちょっとの電車の旅。ほとんどトンネルのなかを行くが途中の工場群の向こうに海が見える景色が好きだ。広島へは1年ぶり、以前乗り間違った路面電車へも間違えずに乗れました。福岡で道草くったためヲルガン座へ直行。


hiroshima31年ぶりのヲルガン座でしたが、あがた森魚さんの映画のなかに店主のゴトウイズミさんが登場していたり、つい最近もトクマルくんのツアーでイトケンさんが先に立ち寄っていたりとあんまりブランク感も感じない。初めてのときはとても緊張した気がするのだけど、この日はとてもリラックスできたのは、思うにゴトウさんがとても優しく気さくに出迎えてくれたからだ(たまに出る広島弁がとても耳に気持ちいい)。

リハーサルもつつがなく終了したところでぼんやりTwitterを眺めていると加古川チャッツワース岸本さんが広島にいることを匂わせるツイートが。「まさか!」と思い電話をかけてみると悪戯に「ばれた?」と、開演前に合流。チャッツワース夫妻とヲルガン座ゴトウさんが挨拶を交わし動物の剥製の話で盛り上がるのを僕は不思議な気持ちで眺めていました(皆さん入り口にあるアザラシの剥製を見ましたか?)。

ライブはこの日も楽しかった。「なぜあんなに機嫌がよかったのですか?」というアンケート回答がありましたが、特別に理由はなかったような気がします。僕をニコニコさせるのはお客さんです。ツアー3日目という高揚感はあったかもしれない。リクエストに応えて「午後の窓から」を。

「ONE」はU2の「終りなき旅」に続けて演奏。「ONE」を書くときにU2の「ONE」という曲のことをなんとなく意識したことを思い出して、「終わりなき旅」のなかの「そしてすべての色がひとつに溶けていき、僕はまだ走り続けている」という歌詞と繋がりました。


この日は僕のMCとお客さんの反応の相性がよかったですね。そんなに狭い場所ではないのに簡単にみんなに手が届くような気がしました。とにかくたくさんのCDとTシャツが売れた日でした。持っていっただけみんなのおうちに持って帰ってもらった。後日発送になってしまった方、今頃届いていますか?また広島で演奏したいです。

終演後はお好み焼きを食べに行こうとチャッツワース夫妻を引き止めて夜中の街へ。結局岸本さんたちは僕と同じホテルに泊まることに。朝のホテルバイキングから夜の広島焼きまで、とにかく24時間以上の体感時間、長いツアー3日目でした。

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Posted by monolog at 11:07│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
お疲れ様でした。お帰りなさい☆
私も地方のライブを観に行きたいなぁ。
旅行も兼ねてですけどね♪
Posted by さちこ at 2010年06月26日 19:13
Tシャツ届きました〜☆
うれしくてその日はずっと着ていました^^
これで苦手な夏を乗り切れそうです。
また、広島へ来てください。
「ONE」本当に素敵でした。
Posted by kgtm at 2010年06月26日 21:40