金曜日の加古川から始まった“瀬戸内ツアー”、月曜日のこの日は東京へ帰る日。
旅の終わりがさびしいという以前に、とにかく朝起きるのがつらかったな。そんな朝には濃いコーヒーが飲みたくなるのだ。11時にチェックアウトしてアアルトコーヒーにコーヒーを飲みにいく。庄野さんは意外とさっぱりした顔でそこにいました。
いつも僕が吉祥寺で買うのはaaltoの“アルヴァーブレンド”という豆なのだけど、この日は庄野さん本人に“アアルトブレンド”を淹れてもらう。とても美味しい。
僕は蔵前のイベントで庄野さんからコーヒーの美味しいいれ方を教わって以来コーヒーメーカーをしまってしまい、すべてハンドドリップでいれるようになった。僕のようにライブ以外基本的に家で仕事をしている者にとってはそういう時間の仕切り方がとてもいいということに気がつきました。
結局数時間お店に居座って来年春くらいまでのaalto計画を聞かせてもらったが、今からわくわくするばかり。またいろいろ一緒に大人の遊びをしたいなと思います。庄野さんとは話が合う。話が終わらない。この年になっても気の合う友だちってできるものなのだな。
飛行機の時間まで少しあったので昨日お世話になったcue!という雑貨屋さんをのぞく。唸ってしまうほど自分の好きなモノがたくさんあって散財してしまいました。偶然にも“HOME SWEET HOME”と書かれたカードを見つけて嬉しかった。お近くの方はぜひ。
今回の瀬戸内を巡る旅はとても充実したものでした。まずは古巣の加古川チャッツワースで深く息を吸い込んで呼吸を整えて、素潜りのように手探りで初めての四国、高松に辿り着き現在位置を確認して、しっかり地図を眺めながら徳島で思い切り息を吐き出した。そんな感じ。また中国地方と絡めて旅回りをできたら、と思っています。
今回加古川から力強いサポートで同行してくださったチャッツワース岸本夫妻に最大限の感謝を。僕は行きと帰りの飛行機のチケットしか押さえずに旅に出て、とても楽をさせてもらった。声を枯らすことなくすべてのステージで自分が歌いたいように歌えたのはそのおかげだ。
この4日間本当に皆さんありがとうございました。
次の旅は東北仙台です。杜の都で新しい皆さんと会えることを楽しみにしています。