2010年11月24日

夜の科学 in 仙台(2010.11.20)

IMG_2370IMG_23642000年春から1クール、ラジオのレギュラー番組を持っていた。月に2回仙台に日帰りで収録していたから、今でもいつも心の底辺に“仙台”という地名が根づいている。

朝遅めに快晴の東京を出発して東北道を仙台へ。どこまで行ってもいい天気。走り慣れない道の風景はとても新鮮。仙台は名古屋へ行くのと同じくらいの距離感覚。思っているより意外と近い。

仙台に着いたのは15時過ぎ。仙台といえば牛タン、味 太助という店を選んだがとても美味しかった。Cafe de エビアンという喫茶店でコーヒーを飲んで心の準備。

会場のSENDAI KOFFEE CO.に到着、店長の田村さんが迎えてくれる。今回の場所は僕がネットで「仙台・コーヒー」で検索して見つけたお店を、ラジオのレギュラー番組のディレクターだった前沢さん経由でコンタクトをとって実現した。

HPと携帯電話で撮った写真でしか店内の様子のヒントがなかったのだけれども、実際のお店は思っていたよりもゆったりと広々としたスペースで音もよく響き、なにより店内の雰囲気がとてもいい。いいライブになるという直感がありました。

DSC00548DSC00553


9月に始まった秋のツアーは東京蔵前を含めて9都市のツアー、今回がその最後となる。フィナーレ!という感じではなく終わることが惜しいというような、何かを見送るような気持ちで良い意味でしんみりと言葉を噛み締めながら歌いました。「自転車で追い越した季節」に始まる『cobblestone』コーナーが気持よかった。

とても実りの多い断続的な長い旅でした。どのライブもそれぞれのハイライトとそれぞれの意味があった。仙台の夜もそうだった。10年前にラジオを一緒に作っていたパートナーが今の僕の歌を聴いて本気で感動してくれていることも嬉しかったし、10年前のラジオリスナーがしおらしくサインを求めて列をなしてくれることにも感謝ひとしおでした。

この日のアンケートからいくつか紹介します。

◎FMを楽しみに聴いていた当時を思い出し、昔はたくさんCD買って毎日好きな音楽を聴いていたのにいつの間にか帰ったらすぐ寝るような生活になり大好きな音楽から遠ざかっていましたが今日「やっぱり音楽っていいな」と実感。(36歳・書道教室講師)
◎ハナリちゃんとの対面妄想の話がよかったです。キリっとした黒髪ストレートの美少女だと絵的に嬉しいです。(39歳・SE)
◎もう嬉しくて幸せな気持ちいっぱいで何を書いたらいいかわかりません!(36歳・会社員)
◎10年前のラジオで投稿メッセージを呼んでもらえたのがいい思い出です。また来て下さい。(32歳・会社員)
◎新潟から見に行ったデザインをしている者です。思いおこせば新潟県にあるキューピットバレイのCMのデザインコンペで負けた悔しさからCM自体拒絶していましたが、マイスペースで流れ流れてたどり着き、仙台にライブに行き、今日ネットで見たらずっと気になっていたCMソングの人ではないか!って..(ウェブデザイナー・女性)
◎リクエストにお答えいただきありがとうございました。山田さんは魔法使いだったんですね。(22歳・大学生)


最後の写真はSENDAI KOFFEEのイケメン店長田村さんと僕のラジオ番組「山田稔明の友好都市宣言」のディレクターだった前沢さん。また来年、今度は時をあけずに東北再訪します。終演後はホテルにチェックイン、お土産にいただいたずんだ餅がちょうどいい感じに自然解凍されたのを食べて就寝。

DSC00591DSC00611



Posted by monolog at 01:58│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL