
とにかくなんでも車に積んでしまえば忘れ物も減るしギター以外にもいろんな楽器が運べるのがメリット。デメリットとしては、とにかく疲れるということか。それでも爆音で音楽を聴きながらの道中は高揚感がどんどん高くなっていくのです。
高速料金上限料金の廃止がアナウンスされたせいか、しょっぱなから気が遠くなるような渋滞に苦しまされるも、富士山は水墨画のような儚い美しさ。
BGMは永六輔のラジオからチャットモンチー、金八先生音楽集、さだまさしと続き最後は「北の国から」で絶唱して発声練習。伊勢自動車道を走って、ようやっと京都へ定刻通りに到着(本当は早めに着いて珈琲屋巡りしようと思っていたのにな)。
昨年5月1日以来の京都SOLE CAFEはいつもどおりの居心地の良い空間でした。初めてSOLE CAFEで歌ったのは2008年5月30日(「blue moon skyline」を初めて歌った夜)、3年目のお付き合いとなります。
今回もいつもと同様、穏やかで適度に弛緩した、車の音と街灯りがそっと会場に入り込んでくるようなSOLE CAFE独特の雰囲気となりました。この日から夏の歌、「夏の日の幻」と「雨に負け風に負け」を解禁。アンデスを持っていっていたので「muffin cafe waltz」も演奏。去年の夏に書いた新曲群と、さらには前夜に第一稿が仕上がった新曲「新世界のジオラマ」を初演。
終演後はいつものようにマスターのパスタと奥さん手作りのパンでおなかいっぱいに。純喫茶好きの夫妻と京都の喫茶店の話で盛り上がりました。次回は1年も間隔をあけないようにしないといけないな。遠くから近くから、たくさんのご来場に感謝します。