2011年06月07日

[初夏のうらうらツアー] DAY2;6月5日(日)大阪 雲州堂

すっかり旅人の気分で大阪へ。いつものように感じるのは「大きな街だなあ」ということ。こんな複雑な道を自分の車で走っていること、昔だったらありえないことだ。

11ヶ月ぶりの雲州堂の屋根裏部屋に、もうあの日の黒猫はいなかった。前回夏のライブの後しばらくして逝ってしまったそう。ガリガリにやせて、目やにとヨダレでくたびれ果てた身体だったから予想はしていたけど、やっぱりそこにいたものがいなくなってしまうのはいつだって寂しい。

ステージも天井が高いこのお店で歌うのは気持ちがいい。お客さんを見下ろす角度がいつもと違う。満員御礼の会場にはたくさんのお客さん、勝手な苦手意識を持ってしまって大阪の皆さんに申し訳ない(昔いつも大阪でライブした後は暗い反省会をしていたことに由来するのではないかしら)。この日は自分でも胸がスカっとするくらい声が伸びて気持ちよかったです。

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この日の「些細なことのように」は今はもういなくなった黒猫に捧げました(去年の映像に黒猫が一瞬映っていました→MOVIE)。本番前にちょっと外へ出たら春の巣巣で行ったウクレレワークショップに参加していた女子2人組がウクレレを抱えているのに鉢合わせ。「弾ける?だったら一緒にやる?」ということで「hanalee」をアンプラグドのギターと歌、ウクレレ2本(縞々の彼女たちを“ウクレレボーダーズ”と命名)で演奏しました。素晴らしい空気感、一期一会の風景だった。

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たくさんのお客さん、足を運んでくれた友人知人、加古川から駆けつけてくれたチャッツワース岸本夫妻、スタッフの皆さんの尽力に大きな感謝を。とても楽しい、このまま終わらなければいいのになあというような夜でした。終演後は雲州堂と隣接のレストランioriで美味しいご飯をいただきました。

関西の皆さん、またすぐに帰ってきますので。

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Posted by monolog at 23:41│Comments(0)TrackBack(0)

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