2011年06月27日

1週間の余韻

写真写真散歩してたら近所の畑でトイレ中の猫、目があったらとても気まずそうな顔をするのが可愛い。野良猫は自由でいいね。先週の今頃は2日間のライブが終わって胸がドキドキしていたころだけども、あれから1週間が経ちました。

早々にやるべき仕事があって心は焦っていたのだけども、月曜日は新しいコンピュータ環境を整えたところでうんざりしちゃって、観たかったダニー・ボイル監督の映画「127時間」のレイトショーを観にいきました。「ヒイイ!!」と眉間にシワが入るようなエキサイティングで痛い映画でした。逆に疲れが吹き飛んだ。

火曜日から水曜日午前中までウンウンと唸りながらの脳内と机上の作業。そしてとても快適になったコンピュータでのデモ録音を夜更けまで。なんだかんだ言って僕は宅録が好きなのだな、と再確認。

日が明けて木曜日、お昼にいろんなことのメドがたったので、思い立ってチャットモンチーのライブを観に中野サンプラザへ。ここ最近のツアー中のBGMがずっと彼女たちの新譜と『告白』というCDだったのだけど、何年か前のサマソニ以来のチャットモンチーはとにかく素晴らしいロックコンサート。女子力とか若さとか、自分にない様々なパワーを吸い込んで刺激的。来月徳島に行くモチベーションもあがりました。

金曜日、是枝監督の「奇跡」を観にバウスシアターへ。「127時間」はみんなにお薦めできないけれどもこの映画はとても心がふわふわして観ると幸せになれると思います。九州を舞台に関西弁と九州弁が飛びかう会話劇。まえだまえだが可愛くて仕方ない。前日のチャットモンチーの四国の方言と相まって、ローカルな言葉の魔力について考えた。

土曜日。ひょんなことから参加することになった「赤べこ展」、後回しにしていたけれどもデッドラインが近づいてきて、今頃になって「こんな名だたるイラストレーターのなかにまざってオレはどうしたらいいのか」と怖くなり本気で一日かけて赤べこに絵付け(2体、本当に1日かかって描きあげました)。

日曜日、会場の代官山cholonへ赤べこ納品。ついでに巣巣に寄っておしゃべり。ウクレレ教室たくさんのお申し込みをいただいているそうで定員に達した日もあり、感謝。dans la natureなっちゃんが参宮橋のギャラリーでパフェカフェというのをやっていると聞き遊びにいき目も覚めるようなパフェを食べさせてもらいました。

帰路、Twitterで吉祥寺西公園でホタル観察会というのをやっているという情報を得て立ち寄る。源氏蛍が120匹真っ暗なテントのなかで思い思いのテンポで光っていました。子供の頃の夏、おばあちゃんちに泊まるといつもホタルを捕まえにいって、それこそリアル「ぼくのなつやすみ」という感じだったのだけど、そういう、まだ夏がバカみたいに暑くなかった20世紀のことを思い出した。

ライブの余韻を引きずりつつも新しい季節に向かって物思う1週間でした。

Posted by monolog at 01:18│Comments(0)TrackBack(0)

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