2012年02月01日

ロング・リハーサル、イーグルのように過ぎる時




今週末に迫った2月5日の“夜の科学37”の準備を朝から。夕方からリハーサルスタジオに安宅、五十嵐、イトケン、海老沼の“出席番号早いチーム”と集まって(山田は後ろの方。同じクラスだったら仲良くなるのに時間かかっただろうな)ひたすら練習。空調がうまくいかず寒い寒いとマフラーを巻いて始まったリハも最終的には汗ばむほど。

去年の秋から安宅くんとラジオやUSTREAMでのデュオ、イトケンさんとの即興セッション、今年に入っての五十嵐くんとの共演と新しいパーツが散在したものをエビちゃんのベースで包んだような、確実にこれまでの違うフィールのバンドサウンドだなああ、と久しぶりにエレキギターをかき鳴らして嬉しくなりながら歌った。初めて演奏する曲がいくつもあるのでぜひ多くの人に今の山田バンドを観てほしいと心から思いました。

相変わらずリハ後は穏やかにファミレスなどでぐったりご飯を食べて(五十嵐くんはビールを呑み)安宅くんを車で家まで送って帰り道、ひとり真夜中のドライブで物思いにふけるのがいつものことなのだけども、気付くと日付は変わり1月が終わっていて。そういう、気付くと月日に置いていかれたようなときに頭の中に流れてくるのはいつも「Time keeps on slippin', slippin',slippin' into the future」というスティブ・ミラー・バンドの「Fly Like An Eagle」。中学生のころからずっとだ。

小沢健二のライブでこの曲が「天気読み」のなかに引用されたとき僕は大学生で、ずっと好きだった歌にもう一度“命=ライフ”が吹きこまれたような感じがして興奮したのを憶えている。音楽が救いだったあの頃熱心に聴いた歌は今も自分のやっていることに影響を与えるのだな。まわりを見渡すとチケット落選した人がたくさんいるみたいだけれども、僕は当選しましたよ、タケミツメモリアル。

観たいライブがいつも観られる、とは限らない。昔はそんなことあまり思わなかったけど今思えば行っとけばよかったコンサートは山ほどある。明日どうなるかわからないこの世界で、ぜひ今週末の恵比寿での(しばらく恵比寿switchでは演奏しません)夜の科学37へどうぞ皆様お越しください。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



Posted by monolog at 09:55│Comments(0)TrackBack(0)

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