2012年02月11日

土曜日の祝日、彼方からの手紙




昨日から今日のこと。引き続き言葉探しの暗中模索だが、それでも天気がよければ気分も晴れる。頭のなかでパーティションを切ってライブの準備も並行するが、10年以上前に書いた曲をメロディとフレーズを押さえながら再演するのは不思議な鏡を見ているような感覚。明日のライブは『neon,strobe and flashlight』を曲順通りに全曲歌ってみます。たった20数分のCD、それでも当時どれだけ苦労して頭を悩ませたことか。

しばらくご無沙汰している福岡のカフェテコから小包が届いた。なかには店主のテコさんが作ったであろう味噌、梅干し、塩麹。テレビで塩麹がどれだけ旨みを引き出すかという特集を見たばかりだったので楽しみ。味噌の瓶の蓋をあけて香る香り、すぐにでもキュウリが食べたくなる。年末に送ったカレンダーのお礼が書かれた便箋。Eメールではない手書きの手紙は温かみがある。ちょっと落ち着いたら電話して春のライブの相談をしようと思います。テコさんありがとうございました。

「レミーのおいしいレストラン」とはまったく関係のない、WOWOWでやっていた「極悪レミー」というドキュメンタリーを観て、感動して痺れた。われわれミュージシャンはどれだけ生真面目に音楽を鳴らし続けられるであろうか。爆音で『Ace of Spades』というMotorheadのアルバムを聴きながら祝日の土曜日というなんだか肩すかしのような一日を過ごしている。

Posted by monolog at 13:20│Comments(0)TrackBack(0)

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