



昨日のこと。気仙沼を案内してもらうときに震災前の風景と震災直後の風景、そして今を見比べるのに“気仙沼くん”が携帯していた2冊の本が自分でも欲しくなって、注文していたものが到着。前日も僕は吉祥寺のジュンク堂のベンチに座って「震災から1年」コーナーの本を何冊も見たのだけど、自分がこないだいた場所、通った道というのはかくもリアリティを伴うものか。気仙沼くんから来た短いメールには「またお待ちしています。来るたびに復興が進んでいると思ってもらえるよう仕事を頑張ります!」と書いてあった(彼は市役所で10年がかりの復興進行を担っている)。
夕方から出かけて“CRT & レココレ Presents Vol.152『百人町からの挨拶〜マキタスポーツとBOSSを聴こう!〜』”というイベントへ。音楽評論家の萩原健太さんと能地祐子さんらが主催するイベント、いつも面白そうだなーと指をくわえていたのだけど今回ブルース・スプリングスティーンがテーマということなら行かないわけにはいかない(空前のBOSSブーム中の僕にとっては)。
思春期からずっとテレビや雑誌、最近では毎日ラジオでお声を聞いている萩原健太さんの語り口は予想通りとても面白くて映像をひとつ観るにしても見所を説明してくれる。みんなでお酒を飲みながらゲラゲラ笑ったりちょっと感動したりして大きな音でBOSSに触れて、どんどんもっとブルース・スプリングスティーンを好きになっていくような、そんな楽しい夜でした。マキタスポーツさんの歌もハズレなしの面白さ。能地さんは以前ライブを観てくれてCDまで買ってくれたのだけど、今回初めて健太さんにもご挨拶できました。
ブルース・スプリングスティーンはアメリカでは“サブカル”と認識されている、という考察が面白かった。アメリカ代表みたいに見えるのにリアルアメリカはもっととても保守的なのだな。一番会場が沸いたのは2009年のNFLスーパーボウルでのハーフタイムショー。生で体感したい!と思っていたら知り合いがGWにロスとニューオリンズにコンサートを観にいくそうで、はげしく羨ましいと思っている。BOSSのライブ映像をたんまり観た僕が今週末の下北沢でどれほどの明日なき暴走を駆け抜けるか、ぜひ皆さんの目で確かめにきてください。
GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
2012年4月20日(金)@下北沢440
出演;山田稔明
with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
前売り3,500円/当日3,800円(1オーダー代別途)
19:00開場/19:30開演
新しい季節の始まりを新しいステージで。
山田バンド、フルメンバーでの演奏です。
ネクストステージの山田稔明に乞うご期待!
オフィシャルサイトRESERVEフォームにて取置き予約受付開始しました。
当日精算前売り料金でご入場できます。整理番号を持ったお客様が入場した後の
ご入場となりますことをご了承ください。→RESERVEフォーム
下北沢 440(http://www.club251.co.jp/440/)
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440