2012年07月27日

夏祭りと四角いジャングル



昨日のこと、昼間はずっと週末から始まるライブの準備。久しぶりに歌う曲が結構あるが、『pilgrim』と『home sweet home』の2枚は3,4年分のソングライティングの集大成なので枠組みが明確でメロディが強いな、と再確認。トラベラーズファクトリーではカバーもやろうかと。9月に予定されている配信シングルについての打ち合わせ。「あさってくらいの未来」という曲を中心に4〜5曲くらいのEPになりそうです。

夜になっても熱の冷めない吉祥寺へ。期せずして東急横でお祭りに遭遇。子供たちは夏休みなのだな。やぐらを組んで盆踊りをするほどのなかなかの規模で故郷の夏祭りを思い出したりしながら、向かう先はキチムで行われる「音のプロレス」。格闘技の実況アナウンサー清野茂樹さんとHICKSVILLE木暮さんがやっているイベントにようやく遊びにいくことができました。ゲストはTOKYO NO.1 SOULSETの渡辺俊美さんで、木暮さんと俊美さんはギター持参。選手の入場テーマについての話を中心に当時の映像を見たり音源を聴いたりするイベント。入り口には青コーナーと赤コーナー、そしてロープが張ってあり、それをくぐったりまたいだりして入場する。

アナウンサーの清野さんはかつて広島のエフエム局でDJをやっていたのでキャンペーンのときに初めて会い、同い年でお互い学生時代に住んでたのが練馬の豊玉北だったこともあって親近感があり、彼が実況アナウンサーになって状況してきたときは感動すら憶えたのだけど、昨日もその口ぶりはとてもなめらかでプロレスうんちくについても申し分なく「ああ、これ次回も絶対参加しよう」と思うほどでした。

会場にはミュージシャンも多く遊びにきていて無頼案の堀内さんに久しぶりに会い(彼のプロレス熱もすごかった)、僕はHICKSVILLE中森さんと並んでゲラゲラ笑いながら見てたのだけど、同じ席に元フィッシュマンズのギタリスト小嶋さんがいらして、こんなところで会えるなんて思わないから興奮してフィッシュマンズへの熱い思いを口にする僕を小嶋さんはニコニコと優しい目で見つめてくれました。

木暮さんと俊美さんが「スピニング・トー・ホールド」をセッションしたり架空の入場テーマを即興で作曲したり、プロレスと音楽を融合したイベントとはこれまさに、という感じ。イベントの最後には清アナ実況つきでテーマ曲をバックに入場するというチャンスがあったのだけど恥ずかしくて手をあげられなかった。次はぜひ。初代タイガーマスク世代の、小学生の頃は年に2回は興行を観にいっていた僕にとっては記憶をくすぐる、プロレス愛あふれる2時間半。いい時間でした。


今週末はいよいよトラベラーズファクトリーでのライブ、関東百景のスタートです。第一部(14時)に若干のキャンセルによる席がありますので、チケットとりそこねた!っていう人は、 info@gomesthehitman.com までメールでお名前と電話番号をお伝え下さい。早い者勝ちで。とても素敵なイベント限定の特製ノートリフィルができあがりました。お楽しみに。


2012年7月29日(日)@中目黒 TRAVELER'S FACTORY
“魔法のペンと旅の手帖”

1st “pilgrim” set 14:00〜16:00(14:30 ライブスタート)
2nd “home sweet home” set 17:00〜19:00(17:30ライブスタート)
出演;山田稔明
コーヒー;aalto coffee
おかし;dans la nature
前売り4,000円(ドリンクとお菓子、特製ノート付き)


時を経て見えてきた『pilgrim』『home sweet home』のアナザーサイド。
トラベラーズファクトリーで旅路と家路を再考察、旅の手帖に書かれた
秘密を紐解きます。現在制作中の新作からの楽曲もあわせて演奏します。

TRAVELER'S FACTORY
〒153-0051東京都目黒区上目黒3-13-10
http://www.travelers-factory.com/

Posted by monolog at 10:25│Comments(0)TrackBack(0)

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