2012年08月01日

鳴き出した蝉とM・ウォードの夜



昨日のこと、気分を変えてまたコンピューターを階下に降ろしリビングで音を消したオリンピックを眺めながらひたすら作業。みんな頑張っていてみんなすごい。7月中旬から自分のモードが変わってライブと新作制作のみにフォーカスしていて、その疲労感は意外と心地よいもので、やはり自分の作品(ライブでもレコードでも)に対峙するのは“仕事”ではなく為すべき業のようなライフワークだと感じる。気付くと木々では蝉が鳴き始めていた。

夜から出かけてM.Wardの弾き語りを見にいく。急遽決まったシークレットライブの抽選に当たったのだけど本当に観ることができてよかった。フジロックはバンド編成でロックを鳴らし素晴らしかったそうだけどギター1本での色気あふれる演奏も素晴らしかった。僕と同じ1973年生まれだそうだがその貫禄たるや。週末のライブに影響を与えてくれそうな40分強、期せずして最前列となってすべての指さばきから立ち居振る舞い、声のかすれまで体感できたスペシャルな夜でした。

日付が変わって8月。7月はとても長い1ヶ月だったが8月もそれに負けないLONG HOT SUMMERとなるのだろう。ここ数年の夏定番曲を2曲SoundCloudに公開しました。長らく品切れが続いている2009年『pilgrim』からの2曲です。今週末は下北沢440でのライブ、“夜の科学 extra〜ピアノとワルツ”を佐々木真里さんと海老沼崇史くんを迎えて。この日のMCで秋以降の大事なお知らせをします。ぜひ来てください。




Posted by monolog at 09:52│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
M.ウォード、行かれたんですね‼
羨ましいです。あの声とギター、一度は生で聴きたい!と思いつつ来日どちらも行けませんでした…。
それにしても山田さんと同い年とは!
ウォード氏、雰囲気が渋すぎですね、笑。
でも、二人とも素晴らしいミュージシャンなのは同じです!
Posted by fran at 2012年08月01日 13:16