2012年08月05日

ピアノとベースと歌とギター [live report]

週末の下北沢440、“夜の科学extra〜ピアノとワルツ”と銘打ったライブ。春以来の440でしたが会場独特のアンバーな色味がこの日の演奏にはとても良く似合っていたように思います。fwj五十嵐くんが主催した「オーケストラの休日」というイベントはいつものバンドから僕とベースのエビちゃんを除いたメンバーで行われたイベントでしたがこの日は僕とエビちゃんのふたりでの演奏からスタート。エビちゃんが「夏の日の幻」を初めて演奏する、というのでビックリ。みんな目をつむっても演奏できる曲だというくらいに思っていたのに。ここ数年夏にライブをやることが少なかった証拠。

DSC01688

DSC01689

DSC01692


そしてキーボードに佐々木真里さんを迎えて。『home sweet home』では「hanalee」と「距離を越えてゆく言葉」にピアノを添えてくれた真里さん。ご一緒するのは2010年下北沢CLUB Queでの『hsh』レコ発以来。キャリアに裏打ちされたセンスと読解力で今回僕の新しい歌を的確に分析してくれて、世界観の広がりに貢献してくれました。特に「月あかりのナイトスイミング」は何段階もスケールアップ、僕の理想に手が届くところまで。

真里さんにピアノを弾いてもらうにあたってR.E.M.の「Nightswimming」をカバーすることは決めていたのだけど、打ち合わせを兼ねた深夜のファミレスミーティングで期せずして僕が高校生のころ初めてバンドでコピーしたストリート・スライダーズの話になり「『のら犬にさえなれない』とかいいわよねえ」「今聴いても『Back to Back』シビレますよね!」とか盛り上がってしまい、結果として「風が強い日」のカバーを。終演後ファンの方から「ゴスペルみたいでした!」と言われる。高校生の頃は僕はギタリストで歌いたくても歌う機会がなかったからお客さんを前にしてスライダーズを歌っていることが感慨深い。年甲斐もなく熱く歌いあげてしまいましたが、とても楽しかった。

DSC01702

DSC01701

前回のトラベラーズファクトリーでのライブともまったく違う、ここ最近の演奏とも風合いの変わったライブができたと思います。いろんなところで緊張していたのか、帰宅後はぐったり疲れて泥のように眠る。お世話になっている皆さんに観にきてもらい、映像制作仕事時代の先輩にも久しぶりに歌を聴いてもらった(少し前の悲しい集まりがきっかけ、心から感謝を)。8月の数多くのライブからこの日のライブを選んで来てくれた皆さんにも大きな声で「ありがとう」を。

次回のライブは武蔵野市中町カフェ長男堂と茅ヶ崎nokkaの2days。長男堂へは自転車で、茅ヶ崎へは車を飛ばして行きます。茅ヶ崎の日曜日に花火なんてあがれば素敵なのにな。そういう予定はないかしら。花火持参で行くか。まだまだ8月は始まったばかりで、でも気を抜いてるとすぐ9月になってしまいます。またどこかで元気に合流しましょう。

Posted by monolog at 09:49│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL