2012年09月02日

「愛のかたまり」展が始まりました



昨日のこと。巣巣で行われる「愛のかたまり」展、少し遅れて展示初日に“BELL THE CAT” Tシャツを持っていく。この夏に作ってとても評判のいいTシャツですが、「愛のかたまり」展に際してカラーバリエーションを増やしました。「子ども用はないですか?」と尋ねられたので最終日までに用意しようかと考え中。あと、吉祥寺のライブで大きなサイズのTシャツを熱望していた大学生男子、特別に作りましたのでぜひ巣巣まで。ゆったりとした時間は流れて、そのままイベントのオープニングを飾るHARCOとQuinka with a Yawnのライブにおじゃまして彼らのライブを楽しみました。来週末の最終日には僕のライブが。ぜひご来場ください。


この展示に寄せて僕が書いた文章を以下に。


「愛のかたまり」展に寄せて

“WHO'LL BELL THE CAT?”という言葉について。イソップ物語の「ねずみの会議」
というおはなしのなかで平穏に暮らしていたネズミたちの世界に横暴な猫がやって
きて仲間がどんどん捕らわれてしまったネズミたちは「どうしたものか」と話し合
います。「猫の首に鈴をつけたら猫から安全に逃げられる!」という妙案に一同大
賛成。しかし「じゃあいったい誰が猫の首に鈴をつけるのか?」と困り果てる。そ
こから転じて「言うは易く行うは難し」という慣用句になりました。
「NO MORE NUKES」という直感的な自分の素直な気持ちとそこに付帯する胸騒ぎ
や戸惑いもあわせて胸に刻んだメッセージです。

「多様性」の象徴として用いられる虹のイメージで一枚一枚手刷りのハンドメイド、
普段着に使える「NO NUKES」Tシャツがあったなら、と思って作ったTシャツです。

2012年の夏の終わり、秋の始まりに。

山田稔明






allweneed


「愛のかたまり」展 All we need is LOVE but not Nukes.

原発が再稼働してしまいました。このまま何かしなければ、何もなかったかのように
原発に依存する日本に戻ってしまいます。そして福島は、長期戦が続きます。まだ
まだ解決しなければならないことだらけです。たとえ小さくても、声をあげていく
ことが大切。そして何より「今」、正しい選択をしなければ、本当に暗い未来が訪
れてしまいます。軽やかに明るく、原発のない明日に向かって進んでいくためのメッ
セージを伝える展覧会を開催します。イラストレーション、写真、料理、音楽、クラ
フトなど、いろいろなジャンルの作家が参加予定。ぜひご来場ください。

会期:2012年9月1日(土)〜9月9日(日)
会場:等々力 巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020
企画:平澤まりこ、岩崎朋子(巣巣)、藤原康二(ミルブックス)

参加者(50音順):石坂しづか、イナキヨシコ、井上朗宏、宇賀田直人、wool,cube,wool!、
大社優子、落合恵、甲斐みのり、木下 綾乃、Quinka,with a Yawn、桑原奈津子、Goma、
cimai、菅 渉宇、杉浦さやか、たべるとくらしの研究所、dans la nature、tupera tupera、
富田惠子、馬場わかな、HARCO、ヒサマツエツコ、平澤まりこ、福田利之、松尾ミユキ、
山田タクヒロ、山田稔明、吉田直嗣、吉村和美


■ ライブイベント

9月9日(日) 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
<関東百景#8>「猫に鈴をつけるのはだれ?」
17:30開場 18:00開演 料金:4,000円(おやつ、ドリンク付き)
言うは易く行うは難し、いろんな気持ちがグルグルまわる。
「愛のかたまり」展に賛同し巣巣で歌を歌います。思いを声にして。
―山田稔明

*ご予約は巣巣HPから

等々力 巣巣
〒158-0082世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020

Posted by monolog at 11:04│Comments(0)TrackBack(0)

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