



クリスマス・アルバムのためのマスタリング作業。説明の難しい作業だがCDを作るのに不可欠な作業。来月11月にリリースするクリスマス・アルバムは何もかもを一人でやったのでマスタリングまで自分でやることにした。これまでは専門家におまかせし(判断するのは自分だが)「饒舌スタッカート」のときはロサンゼルスまでマスタリングしてもらいにいったくらいなので、まさかその作業を自分でやれるような環境ができるとは思わなかった。DTMの発展ってすごい。
数時間スピーカーの前で格闘して曲間の秒数など決めて、ツマミを微調整したり大きな音で聴いたり小さな音で聴いたり、掃除しながら聴いたり(このCDを購入して聴く皆さんの気分になって聴く)。果たしてバージョン1が完成。今度はこれを車のステレオで何回も聴く。思っていたよりも鮮明でワイドなステレオ感で「これはいいんじゃないのか??」と満足。音が完成しました。実は『home sweet home』にはふたつのマスターが存在していて・・、という話はひそやかに後日談としていつかまた。
カーステでチェックする口実で府中のシネコンまで出かけて楽しみにしていた「アウトレイジ・ビヨンド」を観る。もう悪役顔の俳優は品切れなのではないかと思うほどの面構えの人たちがどんどん死ぬ映画。ひりひりドキドキとあっという間の2時間でした。面白かった。帰り道は背後から刺客が襲ってくるのでは!とまわりを気にしてアウトレイジごっこをしながら。しかしその間も『Christmas Songs -standards and transfers』のなかの「ノーエル、ノーエル」と僕5人分くらいのコーラスがBGMでした。楽しみにしててください。