2012年10月11日

録音とレコード




昨日のこと。朝から作業、ずっと録音。窓からの景色が秋の空で、ときどき手が止まってぼんやりしながら。並行して初冬からの『Christmas Songs』を携えてのツアーの計画と検討。引き続きいろんな場所で歌を歌う残り2ヶ月ちょっとになる。2012年はとても充実している。

打ち合わせ、デジタル配信についての話を聞く。景気のいい話題はそれほどないが、果たしてそもそもこれまでに景気のいい時代が僕らの世代には存在しただろうか。新しいことを新しい方向に引っ張っていくのはいつだって人の誠意や情熱である。いなたい中野の純喫茶で充実したミーティングでした。

夜からDJバーでレコードを回しながら楽しく話す。僕は今の季節に聴きたい歌を選曲、U2の「OCTOBER」から始まって、スプリングスティーン「I'm Going Down」、ジョン・クーガー・メレンキャンプの「Cherry Bomb」、ヒューイ・ルイス、ジェイムス・テイラー、ポール・サイモンやらアート・ガーファンクルやらザ・バンドとかR.E.M.、スザンヌ・ヴェガ、フーターズ、さらにはトム・ソーヤーの冒険など脈絡なく持っていったレコードを全部かけた。お店のスピーカーで大きな音でミックスしたばかりの新曲を聴いてみたけれど、とても良く鳴っていた。

終電の一つ前に飛び乗って帰宅。いい夜でした。

Posted by monolog at 09:43│Comments(0)TrackBack(0)

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