2012年10月16日

『Christmas Songs -standards and transfers』

現在も新作ソロアルバムを鋭意制作中なんですが、自身のキャリアで初めてのクリスマス・アルバム『Christmas Songs -standards and transferes』の発売が決定しました(ちゃんとできあがるメドがたちました!)。2005年から録りためてきたクリスマス・スタンダード楽曲を再ミックス/再録音、さらには新録曲を2曲追加、マスタリングまで自分でやりました。そしてアートワークはイラストレーター福田利之さんの描き下ろし、プレゼントにも最適な紙ジャケ仕様の全12曲入りのCDです。

11月1日以降のライブ会場、HP通販でお買い求めいただけます。また全国の雑貨屋さん等でも購入できる様になると思います。HP通販でのでのプレオーダーを明日あたりから受け付けます。送料無料、特典としてクリスマス・カードをおつけして11月1日以降にお届けしますのでなかなか僕が行けない遠方の街の皆様はこちらもご利用ください。レコード発売記念ライブは11月11日の巣巣(詳細はこちら)。この日はコーヒーとクリスマスのお祭りです。以降各地でのライブも計画中です。情報は追ってお伝えします!

Christmas Songs_C1_M


『Christmas Songs -standards and transfers/山田稔明』
(全12曲入り/2,000円税別/2012年11月1日発売/GTHC-0003)

1.sombody's coming(introduction)
2.joy to the world(もろびとこぞりて)
3.jingle bells(ジングルベル)
4.oh my darling, clementine(雪山賛歌)
5.wish you a merry christmas
6.greensleeves
7.when the saints go marching in(聖者の行進)
8.the first noel(牧人ひつじを)
9.symphony no.9(ode to joy)
10.amazing grace
11.silent night(きよしこの夜)
12.o christmas tree(もみの木)

arranged, performed and produced by Toshiaki Yamada
<クリスマス・アルバム『Christmas Songs -standards and transfers』について>

“Christmas Songs 〜standards and transfers”
山田稔明、キャリア初めてのクリスマス・アルバム
フォーキーなサウンドで織り成す全12曲!


冬生まれだからか子どもの頃から僕はずっとクリスマスの季節が好きでした。きっと皆さんもクリスマス特有の高揚感に胸踊らない冬はないでしょう。季節を演出するクリスマスのメロディを1枚のレコードに閉じ込めました。プレゼントの封を開けるようにこのCDをお楽しみください。大事な誰かへのプレゼントにも。(山田稔明)


1. somebody’s coming(introduction)
誰かが寒い冬に突然訪ねてきたときに穏やかなコーヒータイムのBGMになるようなレコードにしたいなと思いました。クリスマスの始まりです。オルゴールと鈴が180度のサウンドスケープで。

2. joy to the world
ご存知クリスマス・キャロル「もろびとこぞりて」を笛や鍵盤ハーモニカ、ウクレレとたくさんの声を重ねて。2009年の冬に録音し2012年にリミックスしました。

3. jingle bells
左右に踊るアコースティックギターに導かれて手拍子と足踏みを。「ジングルベル」は記憶の底にある子どもの頃を撹拌する魔法の杖のようなメロディです。2008年に録音したものの素材を録り直しビートを足してリミックスを施しました。

4. oh my darling, clementine
「雪山賛歌」として知られるアメリカ民謡、歌の内容はゴールドラッシュに沸く西部開拓時代の物語でクリスマスと関連のない曲なれど中国では新年を祝うお正月ソングだそう。2010年に録音したものにシンセをダビング、ホーリー感増しました。

5. wish you a merry christmas
クリスマスのライブで配布するために2005年に誰にも頼まれずにひとりで多重録音したスタンダード曲。このクリスマスCDのきっかけとなった1曲です。ステレオ感が増したサウンドに変身。

6. greensleeves
郷愁をそそるメロディは冬の帰り道を想起させます。「御使いうたいて」の歌詞を伴ってクリスマス・キャロルになりますが僕はスキャットでメロディをなぞりました。2010年に録音したものをリミックス。

7. when the saints go marching in
底抜けに明るいメロディと「聖者の行進」というタイトルからクリスマス曲と思われがちなこの歌、実は黒人霊歌をルーツとする葬送曲。僕はギターをかき鳴らし賑やかな賛美の歌に。今年新録した楽曲です。

8. the first noel
「牧人ひつじを」というタイトルで知られるこの歌、起源は13世紀まで遡るそうです。クリスチャンではない僕でも神聖な気持ちになるとても美しいメロディ、たくさんのハーモニーを添えました。このCDのための2012年新録曲

9. symphony no.9(ode to joy)
年末になると街中で奏でられるベートーベンの「交響曲第9番」第4楽章に日本語詞をつけて歌いました。旅の門出に立って力強く宣言するような歌になりました。2009年の録音。「旅路」「家路」のテーマの上にあります。

10. amazing grace
18世紀から歌われている賛美歌をフォーキーに。中古で買ったバイオリンを下手くそに弾いているのは僕。後半からは「グロリア(荒野の果てに)」と年末の街のざわめきが溶け合います。2007年に録音したものですがボーカルを録り直し、後半のコーラスをすべてダブルトラックに。

11. silent night
2005年録音の「きよしこの夜」。鉄琴の音が氷の窓を叩くノックのよう。クライマックスで愛猫ポチが歌い出しますのでビックリしないでくださいね。

12. o christmas tree
「もみの木」として知られるメロディに日本語詞をのせました。2006年の冬の始まり頃の録音ですが録り終わると夜が明けていて鳥のさえずりが。窓を開けてそれを猫と眺めている風景でこのレコードはまた振り出しに戻ります。


ライブ会場、オフィシャルサイト、全国の雑貨店等でご購入いただけます。
お問い合せ;GOMES THE HITMAN.COM(info@gomesthehitman.com)
Posted by monolog at 11:00│Comments(0)TrackBack(0)

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