2012年10月18日

言葉の海に沈んで



玄関にある金木犀が雨に降られて赤黄色の花をどんどん落として地面を染めている。札幌から今月末に東京に遊びにくる知人が「金木犀の香りを嗅いだことがない」と言っていたのでうちのを嗅がせてあげようと思っていたのだけどもうすぐこの香りも終わりになるのだろう。この雨がやんだら新しい季節か。

ふらふら出歩いてうろうろしまくった反動で、昨日からずっと言葉をひねり出したり推敲したりする作業。タイミングよく「言葉とメロディのワークショップ〜作詞の楽しみ講座」と時期が重なって、壇上から受講生の皆さんに伝えた“やるべきこと”を自分で実践している感じ。なかなかタフな作業だ。いつものことだけれど。

猫だけはいつもと同じようにあっちにいったりこっちにいたりソファの上にいたり机に乗ってきて邪魔したり何かを訴えて鳴いたりしている。「なんなのおまえ...」と言いながら窓を開けてあげたりご飯をあげたり膝の上でもみくちゃにしてあげたり、なんていうのがなければ日暮し言葉の海に沈んで浮き上がってこれなくなってしまうかもしれないな、などと思いつつ。

明日は作詞講座の最終日、受講生皆さんが書いてきた歌詞を発表する日。明後日からは10年ぶりの新潟、市内と燕市の2days。そしてクリスマス・アルバムのプレオーダーは分刻みで申込数が増えていっています。秋はもうすぐ最盛期。11月に名古屋、奈良、大阪のクリスマス・アルバム・ツアーが決まりました。詳細追って。

Posted by monolog at 08:37│Comments(0)TrackBack(0)

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