2012年10月25日

声をあつめにいくツアー新潟編 [DAY1;2012年10月20日]

ずいぶん昔のように感じるがつい先週末の話。高橋久美子ちゃんとの作詞ワークショップの打ち上げも遅くまで続き、這々の体で朝起き準備する。抜けるような秋晴れ。この日のイベントを「indian summer 旅」と名付けたのは小春日和の旅になればと思ってのことだったが、願ったり叶ったり。とても快適な車でのツアー(往路)となりました。


新潟までは車で5時間の距離、関越道をゆく。途中で湯沢などの雪のないスキー場を眺めながらひたすら走る。新潟に行くのは『omni』頃のVAPイヤーズ以来、ライブとなると2002年の雪だるま高原キューピッドバレイでの氷のステージ(しびれる思い出...)以来となる。燕市ツバメコーヒーでの演奏が先に決まり、友人づてに地元で活躍するEXTENSION58/鈴木恵TRIOの鈴木さんに手を尽くしていただき創業30年の純喫茶でのライブとなりました。



ライブ前、開場から開演までのあいだ近くにあるキングコングというレコード屋さんに行ってみたのだけど、そこがホントにジャングル的なミイラ取りがミイラになるパターンの場所で、何も買えずにあっという間にバタバタとステージへ。この日はキューピッドバレイのCM曲として流れていた「かげおくり」を演奏。とてもいい曲だなと歌いながら思いました(こういう機会がないと歌われない歌たちがたくさんある)。

前2作では北陸でのコーラス採集はできなかったのだけど、今回は「日向の猫とチャーリーブラウン」のラララの録音を敢行。皆さんの声が次のアルバムの糧になります。この日の「hanalee」はなんだかいつもよりも声がぶわーっと体の芯から放出されるような感覚がありました。とても親密で穏やかな空間になりました。ご来場の皆さんと美味しいコーヒーをいれてくださったパルムのお母さん、スタッフの皆さんに感謝。そして演奏で空気を作り上げてくださった鈴木恵さんに心からのありがとうを。

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ライブ終了後は東京からわざわざ立ち会ってくれた友人と鈴木さんまわりの地元のDJ陣に美味しい居酒屋に連れていってもらった。喜ぐちというお店、魚介類なんでも美味しくて、特にイカ!日本海の魚はかくも美味しいのだな、と感動。朝早起きしたからとても長い一日になったが、充実したツアー初日になりました。

新潟の街は仙台や金沢に似ていて地元の人はなんにもない街だと言うけれどももちろんそんなことなくて、すごく居心地のいい街だと感じました。これを機会にまた再訪したい。



2012年10月20日(土) @ 新潟 kaffa 蒼紫 パルム
“音楽百景〜Indian summer 旅”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.手と手、影と影
3.クレールとノアール
4.一角獣と新しいホライズン
5.光と水の新しい関係
6.かげおくり
7.光の葡萄
8.日向の猫とチャーリーブラウン
9.hanalee

EN
10.あさってくらいの未来
11.SING A SONG
Posted by monolog at 13:57│Comments(0)TrackBack(0)

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