2012年12月07日

40回目の夜の科学




僕は「夜の科学」というイベントの第一回目を“そこにあるサムシングニュー”という副題をつけて2002年の12月6日に始めた(らしい)。ちょうど10年がたっちました。その一回目にイトケンさんが参加、初めて「夜の科学」という曲をセッションしたのでした。今日と明日の“夜の科学”はなんとvol.40。僕はひとつのことを根気強く続けるのが実は得意なのだけど、ここまで続くと自分でも呆然とする。いろいろなことや環境が変わって、しかし根本的に変わらないこともあって、それで僕は今でもこうやって歌っている。それは揺るがぬ意思と心に届くフィードバックの賜物だと思っています。

今日はバンドで演奏する。お客さんが参加できるように小さな音で演奏する曲もあるので、照れや恥ずかしさを忘れて手を叩いたり一緒にハミングしたりしてもらえたら嬉しい。鈴、タンバリンなどぜひ持ってきてください。恒例の景品、今年も趣向を凝らしています。バンドメンバーからの賞品も。7人にひとりくらい当たる確率か?今年いいことがあった人もなかった人も平等にチャンスを。明日は僕ひとり。自分の誕生日に自分の過去に向き合うような夜になるが、過去を懐かしく振り返るような感傷とも違う音が響けばいいな。GTH楽曲をたくさん歌いますが、ささやかな誕生日独演会を皆さんは長男堂の美味しいフードをつまみながらお酒を舐めながら見てくれたら嬉しいです。

秋からのライブ連戦と並行して新しいアルバムの作業も続いていますがアルバムの1曲目と最後の曲が完成していよいよ大枠が見えてきた。きっと30代最後の作品になるが今までで一番いいレコードになると思います。春が待ち遠しいが今は冬のキリッとした寒さをマフラーをグルグル巻いてニットキャップを目深にかぶって子供のように楽しみたいです。

Posted by monolog at 10:06│Comments(0)TrackBack(0)

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