2013年02月19日

猫の気持ち



昨日のこと。その前の晩にふと猫の爪を見ると親指にあたる爪がオウムのくちばしのように伸びっぱなしで大きく巻き爪になって肉球に喰い込まんとしている。人差し指から小指まではちゃんと定期的に切っていたんだけど忙しさにかまけて親指を怠っていた僕のせい。で、処置しようと猫用の爪切りで触っていたら猫の肉球から血が滲んできて痛そうにするから「ごめんよごめんよ」と消毒して病院に連れていくことにした。

明けて行きつけの動物病院に電話したら「暴れるネコちゃんがいるので洗濯ネットにいれてきてもらえますか?」と言われる。いつ買ったかわからないような洗濯ネットを見つけてポチの背中から網をかけてみると(熟睡してたところむりやり起こした後だったこともあってか)「はあ!?」みたいな顔で不満と怒りが爆発。シッポはレッサーパンダほどの大きさ、こんなにシッポが膨らんだのは東日本大震災ぶり。ネットに爪がひっかるわ変な声で鳴き喚くわ大騒ぎに。

ごめんごめんと唱えながら洗濯ネットはあきらめケージに押し込み病院へ連れていって、処置台に乗せられたポチは観念しておとなしく良い患者になり、拍子抜けするくらい簡単にものの10秒くらいで両親指の爪をペンチで切ってもらって解決したのでした。帰宅後も主に対して強く不信感を見せるので夜に食べる分のご飯をあげたら嬉しそうにペロペロ食べて辛い思い出は忘れてしまいました。

夜から東中野へfishing with johnのライブを観に出かける。もしかしたら20年東京で暮らして初めて降りた駅、東中野。住宅街を抜けていく近道には個性的な家が多くてそこには確かに人々の生活がありました。五十嵐くんには新作でもギターを弾いてもらっていますがライブを観るのは久しぶり。fishing with johnのライブは相変わらず面白い。曲間はマイペースな五十嵐くんを学級委員とする、やんちゃな生徒が駆けまわるまとまりのないクラスだが、演奏が始まると大人の表情になってクラス一丸素晴らしい合唱するクラスみたいになる。打ち上げに混ぜてもらって楽しいおしゃべり真夜中まで。

Posted by monolog at 08:58│Comments(0)TrackBack(0)

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