2013年05月25日

女子高生バンドとパンケーキとティファニーと



昨日のこと、とても天気のいいお昼に原宿のライブハウスまで出かける。この夏デビューする現役女子高生バンドのお披露目イベントにお誘いを受けたのだった。音楽関係者、雑誌媒体、イベンターさんなどでぎゅうぎゅうの会場には知った顔もちらほら見えて、かつて映像制作会社でADをやっていたときにお世話になったカメラマンの方、AD時代を経てデビューしてから「言葉はうそつき」のPVでお世話になった映像プロデューサー氏(フィッシュマンズの映像をずっと作っていらっしゃった方だ)などととても久しぶりの再会などあり、ああ、こうやってまた繋がり直していくのは素敵なことだな、と感じ入る。

そうして始まった30分たらずのライブは彼女たちの魅力をアピールするのに十分で、キラキラと弾けそうなパワーとか新しい世代ならではの語り口とか、なによりその力強い演奏力など眩しいシーンの連続だった。終演後ステージ裏で挨拶したときの“若さ”とか“女子力”、これから先に広がる未来へ帆を張るような目の輝きよ。初心忘るべからずと背筋が伸びる思いでした。

外に出たらまだ真昼で、せっかく平日に原宿に来たのだからパンケーキ激戦地のパトロールを、「いつ?」「今でしょ」ということでiPhoneで検索、「サン・フランシスコ・ピークス」というお店を見つけてパンケーキで遅いランチ。友達とさっき観たライブの感想など言い合いながら気づいたらもう夕暮れに。帰路、レコード屋に寄り道してサクサクと盤を掘っていたら1987年のティファニーのアナログが。そうだ、中学生の頃初めて行った洋楽のコンサートはこのキラキラしたアメリカの女性シンガーのコンサートだった、と思い出す。そういう一日でした。

Posted by monolog at 10:43│Comments(0)TrackBack(0)

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