2013年06月13日

まよいながら、ゆれながら



先日「まよいながら、ゆれながら」という本が出版されました。福島のあんざい果樹園、札幌のたべるとくらしの研究所を営む安齋一家の2年間を描いたフォトエッセイブックです。僕はひょんなことから大震災後の2011年4月に初めて福島の果樹園を訪れて、そこでお父さんとお母さん、次男の伸也さん、そしてガイガーカウンターと初対面したのでした。その後の8月の結実の季節に再訪して食べた桃の美味しさは自分内での“桃革命”になるほど。2012年の春まだき3月の、白い息を吐きながらの札幌たべるとくらしの研究所でのライブも忘れられません。

この夏、この本の出版記念イベントとして(僕の『新しい青の時代』発売もあわせて)福島と札幌、そして東京で安斎家や中川ちえさんたちのチームとご一緒できることがとても嬉しいです。巻末奥付の協力者のリストに僕の名前をいれていただいているのだけどあんざい果樹園との出会いがなかったら得難かった感覚や想いがたくさんあるので僕のほうが感謝したいくらいです。下記はは僕がこの本に寄せたコメントです。


2011年の4月(大地震の翌月だ)にざわざわカタカタと鳴る胸を抱えて
あんざい果樹園を初めて訪れた日のことは忘れられない。
そこで美味しいご飯をいただいて談笑し、“家族”という言葉の意味を再認識した。
東京、鎌倉、札幌、そして諫早と波紋のように繋がっていく人の縁の中心は福島にある。
札幌を旅行するならたべるとくらしの研究所へ、
晴れた休日には福島のあんざい果樹園へ出かけたらいい。
力強い笑顔が待っている。 — 山田稔明



文中に出てくる「諫早」は伸也さん家族が一時期身を寄せた身を寄せた長崎県諫早市、本文中にも出てくる平湯さんが営む雑貨店オレンジスパイスがある街のことで、昨年末に僕は福田利之さんが繋いでくれた縁でそこにも立ち寄った。いろんなことが繋がっていくなあ、と思っていたら一連のイベントに中川ちえさんがつけたタイトルが“つながって、輪になって”だったという符号。

古い映像を整理していたら2011年8月にダンラナチュールなっちゃんたちとあんざい果樹園へおじゃました時の映像クリップがあって見入ってしまった。バックで流れる歌は「新世界のジオラマ」という、新作『新しい青の時代』からのアウトテイク、震災後に初めて作った歌だがこの歌を作るきっかけは札幌へ移った伸也さんが笑いながら言った「昔から開拓者精神って言うじゃない?」という言葉だった。今はもういない番犬のリンゴの姿も。ぜひ書店で本を手にとって、もしよかったらイベントにも遊びにきてください。




『まよいながら、ゆれながら』(mille books)発売記念&
『新しい青の時代』(山田稔明)発売記念共同イベント

     “つながって、輪になって”



7月7日(日)@ 福島 器やあんざい(あんざい果樹園内)
開催時間;11:00〜17:00(ライブ&トークは13時と17時の2回予定)
*入場無料/ライブは投げ銭制にご協力ください
器やあんざい/あんざい果樹園
〒960-2261 福島市町庭坂字原ノ内14 
電話024-591-1064


7月15日(月祝)@札幌 たべるとくらしの研究所
18:00開場/18:30開演/前売¥3,600(お菓子と飲み物つき)
出演:山田稔明、キッコリーズ [カポウ、鈴木裕、池田靖司]
*入場予約はオフィシャルサイトRESERVEにて受付中
たべるとくらしの研究所
〒064-0809 札幌市中央区南9条西11丁目3-12


7月20日(土)@ 蔵前 in-kyo
19:00開場/19:30開演/料金¥2,000(ドリンク&dans la natureのお菓子つき)
出演:中川ちえ(トーク)、山田稔明(ライブ&トーク)
*お申込みはミルブックスHPをご覧ください
in-kyo
〒111-0043 東京都台東区駒形2-5-1 1F
電話03-3842-3577

Posted by monolog at 09:49│Comments(0)TrackBack(0)

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