2013年06月26日

“brand new blue” tour 2013(DAY1;6月21日 大阪 )



大阪から始まる『新しい青の時代』レコ発ツアーの旅。梅雨真っ只中の行程、少しでも雨足が弱まるように祈りながら久々に空路での浪速入り。ここ数年は蔵造りの雲州堂、真っ白な壁のミリバールで開催してきたライブ、今回はcafe Roomという初めての会場で。いろんなミュージシャンからの評判を聞いていたので楽しみにしていました。お店につくとなるほど納得、“カフェライブ”という言葉のイメージがぴったりの、ゆったりとした空間でした。ソファの座り心地がよく快適。雨は強くなったり弱くなったり。さあ、いよいよライブの始まり。

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アルバム通りに「どこへ向かうかを知らないなら..」で始まるライブ。アルバムの曲順は熟考を重ねて決めた揺るぎない並びだけど、ライブのセットリストでそれを並べ替えたり前作からの曲を差し込んだりするセットリスト作りは意外と楽しい。ここしばらくはバンド編成でのライブが続いたのでギターと歌だけの演奏は自分と向き合う感覚。旅の初日の緊張感も含みつつ東京から持参した小さなダルマにアルバム完成記念の目入れ(2度目)、大きな拍手で盛り上げてもらって嬉しかったです。アルバム全曲と前2作からの数曲を演奏。

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アンコールではやまない雨を睨みながら久しぶりに「雨の夜と月の光」を歌う。こういうきっかけをくれるのであれば雨もそんなに悪くはないなと思う。この歌は大阪のラジオでたくさんかけてもらった。「サイキック青年団」という名物番組でGOMES THE HITMANのことを知ったイラストレーターの中村佑介くんが遊びにきてくれていたが彼の耳には14年前の曲はどう響いただろうか。同じように10数年前CS音楽番組でお会いしたパーソナリティの仁井聡子さんとも久々の再会。とても熱心にアルバムを聴いてきてくれたことがとても嬉しかった。そしてなにより新しいアルバムを心待ちにして駆けつけてくれたファンの皆さんに大きな感謝を。

2ヶ月連続の大阪でのライブ、まったく内容の違う2公演になりました。
写真は遊びにきてくれた中村くんとははの気まぐれ川本くんと。




Posted by monolog at 09:23│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ABC放送『誠のサイキック青年団』は、
深夜ラジオらしく下ネタと悪…いえ、本音のオンパレードで、
そこが好きで、中学生の時から愛聴していました。
番組中番の音楽コーナーではいつもロック・グランジ・パンク等
渋め洋楽中心の選曲で、日本語の音楽がかかることは
岡村靖幸さん以外にはほとんどない中、
「最近は次世代の渋谷系みたいな音楽が
たくさん出てきたけど、このバンドは雰囲気だけではなく、
サウンドと歌詞がすごいしっかりしていて…云々」
と紹介されかかったのが「雨の夜と月の光」でした。

綺麗なサウンドとやけっぱちな歌詞のコントラストが
鬱々というより、ウズウズしていた当時の自分の気持ちに、
沁み渡って行くような、ごっそり代弁してくれているような、
一瞬で心を持って行かれ、シングルが発売されるまで、
何度も何度もカセットで聴いていました。
そっか、もう14年も前なんですね。

という訳で、14年前の曲もいまの山田さんのしなやかな力強さで、
また別の色を放って…とかなんとか言いたいところですが、
もう正常ではいられませんでした(笑)それくらいやっぱ素敵でした。
Posted by 中村佑介 at 2013年06月26日 13:03