2013年07月09日

“brand new blue” tour 2013(DAY7;7月7日 福島あんざい果樹園 器やあんざい)

2013年初夏の東北旅3日目、さすがに身体が重い。チェックアウト時間ぎりぎりまで休息し、仙台に別れを告げて一路福島へ。仙台から福島までは車で1時間ちょっとの旅。ふと気づけばこの日はついに『新しい青の時代』全国発売日。Twitterを眺めていると全国のファンの方がレコードショップの状況を写真つきで教えてくれる。それを見てだんだん実感が湧いてきた。福島へ入って、フルーツラインを走る。さくらんぼの季節が終わる季節。そして去年の春以来の、都合4度目のあんざい果樹園へ到着。



すでにイベントは始まっていてたくさんの賑わい。この日は僕のアルバムと安斎家の震災後の暮らしを綴った「まよいながら、ゆれながら」(中川ちえさんが文章を、馬場わかなさんが写真を担当)の共同発売記念イベント。庭ではわかなさんがポラロイド写真館をやっていた。ちえさん、ダンラナチュールなっちゃん、ミルブックス藤原さんと知った顔が並びホッとする。そしてお父さんとお母さん、札幌たべるとくらしの研究所アキコさんと草一郎くんと百々花ちゃんも帰ってきていて、笑顔と嬌声であふれている。お昼と夕方、2回のライブとトークを。

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セットリストを変えて挑んだ2回のライブ、ゆっくりじわじわと音楽が広がっていくのを感じました。ちえさんとのトークでは安斎家の魅力について考え、僕はもしも2011年の震災がなかったとしたらこの繋がりはありえなかったのだろうか、とかそんなことをぼーっと考えたりしました。仙台ラジオキャンペーンでお世話人なったディレクター氏やラジオ石巻で話相手になってくれた阿部さん、福島エフエムのパーソナリティ小野寺さんなど訪ねてくきてくれた人が声を揃えて言うのは「一度あんざい果樹園に来てみたかった」ということでした。前日のSENDAI KOFFEEのマスター田村さんもあんざい果樹園と併設していたCafe in caveというお店に憧れていたそうだ。

GOMES THE HITMAN『omni』の頃のTシャツを来てお子さんと旦那さんと一緒に来ていた女性、サインをして言葉を交わすなり泣きだして「ホントに久しぶりで…」と声をつまらせた。そんなふうにされたら僕もグッと来ないわけがないよな。いろんな再会や巡り巡って繋がる縁がそこかしこにあって、なんと素晴らしい空間か、と呆然としてしまうほど。『新しい青の時代』というアルバムは2011年夏、震災の悲しみ癒えぬまま、しかし「ぼーっとしちゃいられないや」と作り始めたレコード。このアルバムの発売日付近の週末3日間を東北で過ごせたことが何かに対する恩返しのような気がした。

安斎家の孫、草一郎くんと百々花ちゃんに僕はようやく“歌うお兄さん”と認識されたらしい。草一郎くんは七尾旅人氏と共作した「スキーの歌」を僕のマイクで熱唱した。ライブ集合後は百々花ちゃんに連れ回され、乗られ、ぶらさがられ、風前の灯火だった僕の体力は尽き果てたのでした。また来週の札幌遠征で安斎家と再会できることが嬉しい。名残惜しい気持ちで手を降り、その日のうちに東京へ帰る。夢のような3日間でした。旅先で出会った皆さん、ありがとうございました。




Posted by monolog at 16:00│Comments(0)TrackBack(0)

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