2013年08月01日

“brand new blue” tour 2013(DAY12;7月28日 岡崎 mado cafe)



次の日、28日(日)の朝はゆったりとスタート、お昼前に再び栄に出かけてなぜかパルコで買い物したり散財。大須でレコード掘って、いつもお世話になっているモノコトに挨拶。そして名古屋に来たら絶対外せないお店セレクトブックストアのON READINGへ。店主黒田さんといろいろお話。僕は探していた本を見つけてしまいまた散財。そしてコーヒーカジタで美味しい午後の味を。名古屋に思い残すことなし。またすぐ来ます。高速に乗って岡崎へ、果たして去年の春以来のmado cafeに到着。

ここも人気店、ライブのために早じまいしたドアを何組ものお客さんが覗きにきます。絵本の中のカフェのような外観、そして店内も隅々まで手入れが行き届いた素晴らしい空間。ライブ前に美味しいカレーをいただき、そしてずっと懸案だった屋根裏部屋の暑さを確かめに階段を登る。むむ、暑い…。屋根全面に太陽が降り注ぐ夏の三角の屋根裏部屋はさすがに暑い。エアコンもなかなか効かず。しかし夕刻に近づくにつれていい風も入るようになり首を振り続ける扇風機のおかげもあってどうにかことなきを得ました。満員のお客さん、mado cafeでのライブがスタート。

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この場所で歌うのは2度目だけども、前回同様に「小さな教会みたいだな」と感じました。じっくりと音楽を聴くのにとても相応しい感じがする。はじめは小声でささやいていたのがだんだん心が開いてリラックスして声が響いていくような夜でした。ここでは『omni』から「california」を。この歌はアメリカの都市の歌ではなく日向を探してにゃーにゃー鳴く猫の歌、そして辿り着いた太陽の日差しの窓際で「日向の猫」の風景へと転じていきます。

屋根裏の秘密基地といった風情のmado cafeでのライブは今回春から続く“brand new blue”ツアーの折り返し地点となったような気がしました。7月はほんとに今までにないくらいたくさんの街でたくさんの歌を歌いました。どの場所にもその場所でしか鳴り得ない音が鳴っていましたが、この日も立ったら頭が当たってしまうような小さな三角の屋根裏独特の木の響きがしました。

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ライブ終演後、たくさんのサインと握手を。遠くから近くから電車で車で自転車で来てくれた皆さんに感謝。旦那さんを洗脳して連れてきた、という奥さんは10年前と変わらない音楽好きの顔をしていたし、mado cafeがきっかけで僕のことを知ったという人はまたmado cafeで会いましょうとニコニコしていた。仕事の都合で泊まらずに東京へそのまま帰る僕のためにmado cafeの3人組はいつもランチで出すようなマドゴハンを準備してくれてせわしなくも楽しい宴を開いてくれました。ケラケラと笑いながら美味しいものと音楽と「また会いましょうね」という合い言葉のような挨拶と。お世話になりました。また来ます。




Posted by monolog at 10:32│Comments(0)TrackBack(0)

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