




昨日のこと、朝からバタバタと事務仕事。しかしこの季節のわが家1階リビングの日当たりは木漏れ日の公園のような快適さで猫が全身で光を浴びようとする「日向の猫」状態で、だぶだぶに心が和む。気分転換にお昼を「くすの樹」で。玉川上水と五日市街道沿いに30年以上の歴史を持つ、武蔵野が誇る喫茶店。この日はグループホームの方々でお店はいっぱい。おじいちゃんおばあちゃんたちが美味しそうにコーヒーをすするのを眺めるのはなんだか日向の猫を愛でるのにも似て優しい時間でした。
日が暮れてまんまるの月を見上げながら原宿、歩いて神宮前へ。旧知の友人と久しぶりにご飯を食べながらここ数ヶ月のことをいろいろ話す。メキシコ料理屋、途中でマリアッチの歌を歌いにきてくれたので「ロックンロール!」とリクエストするとサンタナを演奏してくれた。街はハロウィーンの装いでオレンジ色に溢れ、しかしGAPは「Back to Blue」と謳いまだまだ僕の背中を押してくれる。電車での行き帰りに松尾スズキ著「人生に座右の銘はいらない」を読む(ひと駅乗り越したりしながら)。とても可笑しく哀しく優しく、読み終わるのがさびしい。
そろそろ季節のグリーティングを書くのに相応しい季節になってきた。今日は中秋の名月、ハーベスト・ムーン。
