2013年10月02日

夢のなかの音楽



昨日は体力回復日、しかし掃除をして映像編集をしたり通販の準備をしたりと事務仕事を終日。カメラのメモリーカードを整理していたら愛猫ポチの可愛い映像が出てきたので猫コンピ『夢のなかの音楽』をのせて1分のクリップを作ってみました。実は8月の終わり頃からポチは本当に体調が悪くてしんどそうで、しばらく「猫の看病日記」の続き2013年を毎日書いていたのだった(これはまだ未公開のままで。願をかけて「猫の回復日記」というタイトルで書いていました)。

一番大変だったのは恵比寿での“夜の科学42”のあたりで、イトケンさんは「日向の猫」でスクリーンに映しだされたポチを見ながら涙ぐんでドラムを叩いていたそう(僕は無心で歌に集中していました)。毎日動物病院へ通うなかでの連日のライブはとても大変でした。毎日薬を飲む生活ですが、季節を越えてポチはすっかり元気になりました。可愛らしさがまた倍増してキラキラと秋の日差しに照らされて寝たり起きたり騒いだりしています。

この「夢のなかの音楽」という歌は、もう14歳にもなった老猫の背中を撫でながら「やあやあ、おれもおまえもゆるやかに穏やかに年を重ねていこうぜ」と猫に話しかけている歌です。こないだの福岡での杉さんとのステージ、僕が39歳で年末には40歳、杉さんは年が明けたら還暦だという話の流れで杉さんが言ったこと。年を取っていくのにはふた通りあって、ひとつは“老いていく”、もうひとつは“若さを重ねていく”。「後者のほうでありたいね」という言葉に会場のなかすべてのみんながうなづいたのでした。僕も猫も。彼も彼女も。

cat_J猫好きによる猫好きのためのCD『猫と音楽の蜜月』はFLY HIGH RECORDS/VIVID SOUND CO.からのリリース、全国のレコード店や各オンラインショップで発売中です。ジャケットの写真を提供してくれたのはGOMES THE HITMAN10余年来のファンであるミルキクnetのmikさん。僕は録り下ろしの「夢のなかの音楽」で1曲目のオープニングを務めています。デビュー以来お世話になっている杉真理さん、村田和人さんをはじめ豪華参加陣。猫好きにもそうでない人もぜひチェックしてみてください。

猫と音楽の蜜月/Various Artsits
VSCD-1746(FRCD-032)

発売日:2013年9月25日/2,500円(税込)







Posted by monolog at 08:53│Comments(0)TrackBack(0)

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