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猫と定点観測日記 by GOMES THE HITMAN 山田稔明
2013年10月26日
東京都心は…
昨日のこと、夜までレコーディング。幾重にも声を重ねて気分はすでにクリスマスモードだったのだけど遮音カーテンを開けるとどんより薄暗い空。台風が近づく不穏な東京を首都高でお台場まで、イトケンさんにお誘い受けて相対性理論のライブを観にいく。7月に出た『
TOWN AGE
』というアルバムは車でのツアー時の重要なBGMだったのでその発売後初めて観るステージを楽しみにしていました。六本木ヒルズも東京タワーもてっぺんが見えないほど雲霧に煙る東京シティからレインボーブリッジをわたって辿り着くZEPP東京までの道のりもこの日の演奏のイントロだったかのような、そういうライブ。イトケンさんは「は!この音もあの音もあなたが出してたの!」っていうほどの八面六臂の活躍。
相対性理論を観るときに毎回脳裏をよぎり、いつかのブログにも書いたかもしれないけれども、この日の暗くて眩しいきれいな会場を眺めながら1990年代後半に通い詰めていたフィッシュマンズのライブを思い出した。特に『
LONG SEASON
』の頃の雰囲気、PAエンジニアがZAKさんだからというだけではない何かがそこにはあるはずで、おそらくそこに共通するキーワードは“東京”なのだな。相対性理論は荒馬のようなロックバンドであり、後光が差すようなライティングのなかのやくしまるさんは東京都市のパラレルワールドに降り立ったジーザスのようでした。
Posted by monolog at 08:56│
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