2014年04月02日

山田稔明『緑の時代』全曲解説

急遽発売決定の『緑の時代』、5月5日レコ発バンド編成ワンマンライブの
入場予約申込受付が本日このあと21時から始まります。それに先駆けて
全曲解説を。予約はオフィシャルサイト特設メールフォームからとなります。

“夜の科学 vol.44〜緑の時代”
2014年5月5日(月祝)@ 恵比寿 天窓 switch
18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ:
安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、佐々木真里、sugarbeans

山田稔明作品集『GREEN〜緑の時代』発売記念ライブ開催決定!
深緑の季節にバンド編成での貴重な演奏をお見逃しなく。

天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887





5月5日に発売になる山田稔明『緑の時代』収録曲を紹介します。
一番古い録音は2004年、最新のものはこの4月に入って録音され
ました。ライブ会場限定CDRやコンピレーション盤で披露された
もの、今回のリリースが初めてのフルサイズでの紹介になるもの
合わせて11曲40分弱のサイズの小気味良いCDになります。ほぼ
すべての演奏と録音、ミックス、マスタリングを山田が担当しま
した(「夢のなかの音楽」のみ手塚雅夫氏によるミックス)。

GREEN_C1_trimming


山田稔明『緑の時代』(GTHC-0005/GOMES THE HITMAN.COM)
2014年5月5日発売 2,500円(税込)全11曲収録


<全曲解説>

点と線
2002年頃に作られ、山田自身がソロ活動を初めて意識した
曲として近年も折に触れ演奏される曲。バンド編成にこだわらず組み上
げられた奔放なメロディが気持ちいい。2014年新録バージョンで収録。

夢のなかの音楽
2010年に初めて演奏された曲だが、サビのない短いデモが2002年頃には
存在した。3分半のポップスに魔法を詰め込む思いを描き2013年にリリー
スされたV.A.『猫と音楽の蜜月』に収録。ミックスは手塚雅夫氏による。

新世界のジオラマ
2010年にメロディを書き、2011年に歌詞を書いた楽曲。意気消沈した震
災後、福島あんざい果樹園での安斎一家との交流での「フロンティアスピ
リット」に背中を押されて作った世界が切り替わった後の最初の歌。初出。

ココロ/コトバ
ココロ/コトバ・・・ソロ名義でのバンド“kickingbirds”、ソロでもループ
マシンを使って頻繁に演奏される本曲はレゲエ・スタイルでの伴奏が新鮮。
2004年に作られたキーの高い初期デモの素材で構成、30歳の山田稔明の姿。

カフェの厨房から
チャッツワース、アアルトコーヒー、お菓子作家のダンラナチュールらとの
交流から生まれた小曲で、シチュエーションに従い頻繁に歌詞が変更、付加
される。小さなお店の厨房の奥にいる主人の気分で描かれた歌。

bon voyage〜終わりなき旅の流浪者
「SING A SONG」「sweet home comfort」などでトライしたラップ調の曲
をもうひとつ、と作られた楽曲。いくつもの声を重ねて宅録世代の本領発揮、
季節の変わり目を描く。神戸空港へ向かう車のシャッフル再生で再発見した。

僕たちの旅〜自己嫌悪'97
文字通り1997年に書かれた初期楽曲だがGTHで演奏されることはなくCDR
「early days」シリーズのために録音された。歌い出しの歌詞は中村雅俊の
「俺たちの旅」へのオマージュ、副題が付くのはおそらく「北の国から」の
タイトルからの影響か。20代の悩み多き季節が書かせた佳曲です。

high tide
「early days」シリーズのために過去のネタ帳からサルベーションされ、歌詞
を加筆して完成した楽曲。20世紀に書かれたメモの断片が航海地図になった
ような感覚。サラ・レーベル的な英国的音像が新鮮に響きます。

夜のカーテン
小学生の頃に書いて新聞に掲載された「夜のカーテンが降りてくる」と始まる詩
に時を越えてインスパイアされて書かれた楽曲。プラネタリウム公演でも重要な
意味を担う歌として演奏された。ウクレレでの演奏が印象的。

サニーレタス
学生時代に書かれた曲を「early days」シリーズのために10余年を越えて録音、
歌詞も当時のまま。意味深、あるいは意味のないフレーズを何回も繰り返すと
聴く者の想像力を掻き立てるという好例。なんて素敵な響きだろう。

猫のいる暮らし
『weekend』収録の「猫のいた暮らし」の後日談として、ポチと暮らし始めた
2002年に書かれた猫の歌。駆け出すような疾走感が猫の待つ家へ急ぐ主人公の
鼓動と同期する。2014年4月にレコーディングした新バージョンで収録。


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Posted by monolog at 19:50│Comments(0)TrackBack(0)

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