2014年06月17日

noteフォロワー500人到達記念に



今年の4月から始めた山田稔明のnoteがいつのまにか気づくと500人もフォローしていただいていた。気まぐれにさわったりさわらなかったりするサイトなのに定期的に見にきていろいろ買ってくれる方も多く、とても嬉しいです。500フォロワー突破記念に1曲オフィシャルリリースされていない楽曲を1曲フリーダウンロードできるようにしました(今週いっぱいの期間限定にします)。ぜひこちらからアクセスしてダウンロードして、できれば『緑の時代』の最後にくっつけてアウトテイクとしてお楽しみいただければと思います。

曲は「こんな夜は」というタイトルの、2005年頃作って2006年5月の高円寺SALON by marbletronでの“夜の科学 vol.6〜ペンと手帳とフォークソング”来場者に配布した限定CDRに収録されました。ギターとバンジョーとハーモニカと歌、ティピカルなフォークソングのコード進行で歌われます。非常にうらさびしい雰囲気ですが、そのまんま非常にうらさびしい気分のときに作った歌だと記憶しています。今聴くと寂しさよりも優しさのほうにフォーカスがいくかな。僕はこういう、ひたすら終わらなそうな歌が大好きなのです。歌詞を記載しておきます。


こんな夜は/山田稔明

何度僕は影を踏みつぶして
また立ち止まって手のなるほうへ
遠く離れた友たちよ 僕は今もここにいるよ

今日も僕は雨に濡れてゆくよ
また走り去ったバスが向かうほうへ
ちょっと疲れてひと休みで 僕はここで座っているよ


やっと僕は駅に辿り着いて
いま動きだしたオレンジ色の
各駅停車はひといきれで 窓の外は何も見えないよ


そっと夜が影を塗りつぶして
街灯りも空に滲んでゆくようで
放り出されて一人きりで僕はまたここで座っているよ


こんな夜は君に会いにいこう
どんな顔で君に会いにいこうか
どうか僕に良い言葉を 君が笑ってくれますように

どうか素敵なメロディーを君が笑ってくれますように


2006(C)toshiaki yamada


Posted by monolog at 11:40│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL