2014年08月11日

台風直撃〜タワーレコード神戸インストア〜神戸牛からの帰京【DAY3:2014年8月10日(日)】



旅3日目、目が覚めると横殴りの雨で窓の外は真っ白に煙っていた。もっと言えば加古川の宿に入ってお風呂から出た時点で天気は荒れて、NHKのテレビはずっと台風速報を放送していた。僕はうつらうつらと3時、4時、5時、6時と朝までその毎時ごとの映像で目が覚めました。神戸への出発前にブランチをチャッツワースでいただくことにしていたのだけど、台風の雨風が一番ひどい時間と重なった。車でチャッツワースに向かうとお店の前の道に水が溢れ、店内に水が入ってきそうなほど。これは大変だ。幸運なことにどうにかぎりぎりで水はひいていって一安心。こんな天気の日にわざわざ僕らにご飯を食べさせるためだけに早起きして来てくれた岸本夫妻にはどれだけ感謝してもしきれない(お味噌汁は家から持ってきてくれた)。美味しいご飯と紅茶、デザートまでいただいて元気が出た。疲れた身体に鞭打って神戸へ向かう。

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神戸は加古川よりもひどい天気。台風は兵庫県に上陸したというニュースも入ってくる。なんとか到着したミント神戸もお客さんが少ない。交通機関がすべてダウンしているとのこと。僕らは粛々とインストアライブの準備を。そのうち雨は収まり、明るい日差しさえ覗こうかというくらいに持ち直してきた。それでも神戸よりも西側の電車は全滅だとのことで、自然の力には為す術もないなと改めて思い知らされました。しかし15時にインストアライブが始まるとタクシーなどで乗り継いで来たというファンや通りすがりの方、GOMES THE HITMANを聴いていて山田稔明ソロを初めて聴くという人までたくさんのお客さんが集まってくれました。ここでも真里さんと二人でたっぷり8曲を。

タワーレコード神戸は『緑の時代』を尋常じゃないくらいに大展開してくれたお店。前回6月に挨拶したときに「いっぱい売ります!」と心強い約束をしてくれたバイヤー女史さん、その言葉を予想以上に具現化してくれました。店内の看板やポチの顔をお面のようにして飾ってくれたりポップのコメントも愛が溢れていて、こういう掛け値なしの応援に対して僕ら音楽家も採算度外視してお礼をしなければならないなと思いました。彼女もずっとインストアをうるうると観てくれていたので恩返しはできたかな。高野さんへのトリビュート盤『高野寛ソングブック』もたくさん並んでいたので、そのなかでカバーした「夜の海を走って月を見た」も急遽演奏。3日間すべて内容が違う充実したステージを重ねることができました。

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終演後のサイン会でも握手と楽しい会話。3日間3ステージを目撃したファンの女性は「すべてが違うライブで全部よかったです!」と嬉しい言葉を。村田さんのライブで僕を知った方が来てくれてCDを購入してくれたのも嬉しかった。「帰りのドライブで聴いてください」とGOMES THE HITMANに強く影響を受けているという高校生バンドの音源をくれた人もいた(聴きました。ものすごく微笑ましたかったし上手だったし他の曲も聴きたいと思いました)。タワーレコード神戸のスタッフさんたちとも再会を約束。そしてこの3日間のタフなスケジュールを切り抜けたご褒美に、とステーキハウスで神戸牛を。ため息が出るほど美味しかったな。基調低音が悲しくても寂しくても、誰かと会って話したら楽しいし、会いにきてくれるファンがいると嬉しいし、美味しいものを食べると感動するのだ。それが人生だ。



それから8時間かけて東京へ。途中台風の影響で通行止めの区間などもあり、気の抜けない旅でしたが、東京に辿り着く頃には、空には満月。スーパームーンを見上げながら、いろんなことがあった3日間の旅を反芻したのでした。スタンダードブックストア心斎橋、goo-note、チャッツワースで出会ったすべての皆さん、お世話になった方々、村田和人さん、佐々木真里さん、そして全力でサポートしてくれるスタッフに大きな感謝を。新しい季節になったらまた新しい旅に出たいです。


2014年8月10日 @ タワーレコード神戸
『緑の時代』発売記念インストアライブ


1.点と線
2.猫のいた暮らし
3.high tide
4.夜の海を走って月を見た
5.夜のカーテン
6.月あかりのナイトスイミング
7.雨の夜と月の光
8.日向の猫


*山田稔明 with 佐々木真里
Posted by monolog at 17:36│Comments(0)TrackBack(0)

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