




昨日のこと、午後から等々力 巣巣の「ひなたのねこ」展へ。夏の間じゅうの長丁場だと思っていたこの展示も23日まで残りわずか、寂しい気持ちと相反するような残暑の厳しさ。汗をかきながら駆けつけてくれるお客さんがたくさんいてとてもありがたい。平日にも関わらずこの日も盛況。遊びにきてくれたkainatsuさんはひょんなことから「ポチちゃん、可愛いですね」というやりとりから繋がった女性シンガーソングライター。昨日初めて会って話をすることができた。彼女自身も2歳になる猫と暮らしているからふたりしてネコネコ猫話だらけ。共通するいろんな交友関係もあり一気に打ちとけた。まさにポチは招き猫か。
ペット・サウンズ・レコードの森陽馬さんも夫婦で遊びにきてくれた。巣巣店主と仲良く音楽の話をしているのを見るとなんだか嬉しくなってくる。陽馬さんとは来月末にまたトークイベントを武蔵小山で。ミルブックスもやってきて打ち合わせも始まり巣巣の一角は山田稔明オフィスのような様相。皆さんいろいろ差し入れを持ってきてくれるし遠くからはお花が届く。お客さんも入れ替わり立ち代わりたくさんお越しいただきサインやお話もできました。猫をテーマにこういう空間を作れたことがとても嬉しい。
強烈な日差しが降り注ぐ窓の外。ふっとドアが開くと日傘を閉じながら中島愛さんが。忙しいなか展示を観にきてくれてとても嬉しい。まめぐさんも小さな頃に大切な猫を亡くした経験があるそうで、僕がポチのことを話すのを目をキラキラさせながらうなづきながら聴いてくれた。また何度も泣きそうになったりしながら。時間をかけて展示を眺めて「さびしがりやのおばあちゃん」の写真が一番好きだと言ってくれたので、この日一番のポチはそのうっとりしたおばあちゃん顔の写真のポチに決定。
夕方巣巣を出て渋谷へ。渋谷公会堂での「たりふた SUMMER JAM '14 ―山里関節祭り―」を観る。南海キャンディーズ山ちゃん✕オードリー若林、ふたりのワードセンスと常識はずれの妄想力で駆け抜ける3時間弱の会話の応酬でした。満員2000人の会場がずっと笑っていた。口を開けてこれだけ笑ってたら胸に沈んだモヤモヤした感情もいつの間にかふっと抜けていくんじゃないだろうか。構成作家として「たりふた」を支えるどきどきキャンプの佐藤満春さんに初めて会って挨拶することができた。デビュー当時からGOMES THE HITMANを愛聴してライブの出囃子などでも楽曲を使ってくれていたというから嬉しい。ゴメスのライブ再始動をとても喜んでくださっていました。
泣いたり笑ったりするのは心に良いな、と改めて思った一日でした。