2014年12月24日

12月のサイレン



昨日のこと、北海道からホウレンソウが段ボールにいっぱい送られてきて喜ぶ。それでも多すぎるのでご近所の栗コーダ―近藤さんに遊びにきてもらってお裾分け。今週末のポチ実の世話を近藤さんにお願いしてみることに。僕と同じようなシルエットとオーラをまとった近藤さんにポチ実が勘違いして「おにいちゃあん」と出て来ないか期待。近藤さんに柔らかなポチ実の体を触らせてあげたい。ポチ実は関西でいただいてきたおもちゃで遊んで暴れてひとつずつ破壊しているところ…。

夕方から出かける。お笑いコンビラブレターズの単独ライブを観にいった。6日間連続公演の千秋楽、お客さんも満杯。秋にどきどきキャンプサトミツさんのラジオ収録のときも同じ大塚だったので、学生時代の庭のようだった大塚が僕にとってお笑いとラーメンの街として2014年にイメージが塗り替えられた。先週末の大阪と加古川のライブでは「tsubomi」を演奏する前にラブレターズ塚本さんのこのブログのことを話したのだけど、その“ゴメッサヒットマン”塚本さんからお誘いを受けて楽しい時間を過ごしました(これがMCのときにも話した西岡中学校校歌)。「下世話なネタばかりなので恐縮です」とのことでしたが、中高生の頃の悶々とした感情とかバカバカしい一生懸命さとかが詰まっていて、なんとなく懐かしいとすら感じました。たくさん笑って元気になった。僕が昔からずっと思っていること、人を泣かせることより笑わせることのほうが何倍も難しい。

ライブのタイトルだった「SIREN」、その言葉はいろんな意味を持つ。事件の匂いがする警報音、高校球児の明暗を分ける球場のサイレン、ギリシャ神話のなかで船人を誘う海の女神の名はセイレーン、転じて魅惑的な歌手という意味もあるそうだ。人で溢れて緊張感のある山手線と総武線を乗り継ぎながら、多面的な意味を持つ言葉のことをずっと考えながら彼らの台詞を反芻してマスクの下でニヤニヤしながら帰路につきました。楽しかった。

今日は東京での今年最後のライブ、等々力巣巣でのクリスマスライブです。新しいお知らせもひとつ。皆さまのご来場をお待ちしています。


2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020


Posted by monolog at 10:10│Comments(0)TrackBack(0)

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