2015年03月03日

赤の時代|深大寺だるま市



3月3日、ということで今日と明日は恒例の深大寺だるま市。友だちと一緒に出かけました。お練り行列に間に合うように出かけたつもりだったのだけどすでに終わっていて、しかし荘厳なお経を聞くことはできました。この1年を見守ってくれただるまは片目に「阿」という梵字が描き込まれている。「吽」の梵字をもう一つに入れてもらってお寺に返す。「阿吽の呼吸」の「あうん」ですね。境内には関東一円からやってきただるま屋さんがたくさん並ぶ。景色が真っ赤。今年は赤だるまとあわせて金色のだるまの片目に「阿」を入れてもらって連れて帰りました。深大寺に来たからにはやっぱり蕎麦を。明日もやってますので興味のある方はぜひ。壮観な風景です。

ここ深大寺はずっと厄祓いをお願いしていたり(あと1年でようやく厄が抜ける)、リリースのたびに成功を祈ったり、ポチの病気平癒の願掛けをしたり、ポチのお葬式をしたり、近藤さんちのマルオくんが眠っていたりもする。自分にとってことあるごとに立ち返る特別な場所であるような気がしました。個人的には3年目のだるま市にてそう思ったのです。とても寒い曇りの日でしたが赤いものを見て少しテンションがあがりました。お金を払う時にだるま職人さんが「よいお年を」と言ってくれたのがハッとして新鮮な響きだった。いつ言ってもいつ聞いても美しい言葉だなあ。



Posted by monolog at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)

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