2015年03月19日

あれから10年も



僕がTwitterのアイコンに使っているこの写真は2005年3月17日に名古屋の愛知芸術劇場でのコンサートが終わって出待ちして撮ってもらったR.E.M.のマイケル・スタイプとの2ショットである。あれから10年が経った。ちょうど僕は『ripple』というアルバムのリリースタイミングだったのだけど(3月16日だった)、僕がR.E.M.来日公演すべてを観にいくことにしていたのでプロモーション活動のスケジュールをかなり工面してもらったことを憶えている。3月16日に日本武道館、17日が運命の愛知芸術劇場、そして18日の大阪グランキューブでは夢にまで見た「Nightswimming」を生で目撃することができた(そのときの興奮はここにまとまっている)。

10年というのはあっという間だけれども、その間にR.E.M.はアルバムを2枚作って解散した。僕はそれ以来GOMES THE HITMANの作品をリリースしていないけど、ソロアルバムを3枚とコンピレーションを2枚作って、ポチが旅立ってポチ実がやってきた。そう考えると10年というのは全然あっという間ではないような気もしてくる。しあし多分僕は10年前よりも今のほうがもっとR.E.M.のことが好きだ。好きなものを好きでいつづけるのはパワーがいる、と最近よく感じる。佐野元春風に言えば「ステキなことはステキだと無邪気に笑える心が好き」だと大きな声で宣言したい、そんな2015年である。この写真を見るといつも自分の好きなものに立ち返ることができていい。

Posted by monolog at 13:26│Comments(0)