2015年04月30日

「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念トーク&ライブ(2015年4月29日)



昨日のこと。お昼すぎから出かけて世田谷代田communeのアンディー・リメンター個展「共に」を観にいった。いつも通る環七沿いにこんなギャラリーがあるなんて知らなかった。手描きでカラフルな絵を観ているうちに元気が出てくるから不思議だ。アメリカに行きたくなる。ギャラリーに展示してあるジンなどを見て韓国のアートシーンが活発なのを知る。「SEOUL OF THE DEAD」というゾンビモチーフのイラスト集が面白かった。そして今日のライブ会場巣巣へスキップしながらイン。

巣巣店主岩崎朋子さんの「巣をつくるように暮らすこと」出版記念イベント、僕は音楽でお祝いを。同じく最近「後藤由紀子の家族のお弁当帖」という本を上梓された沼津の人気雑貨店hal店主の後藤さんとのトークからスタート。お店を作ること、続けることについて興味深いお話と岩崎さんの野望を聞いてみんなで仰天したり楽しい時間。僕は「けもの」の青羊ちゃんのステージを初めて観ましたがとても素晴らしく感動しました。



2015年4月29日(水祝)@ 等々力 巣巣
「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念トーク&ライブ


<けものセットで>
カフェの厨房から(with けもの)
トラベラーズソング(with けもの)
Moon River(with 岩崎朋子、けもの)

1.道化師のソネット(さだまさしカバー)
2.my favorite things(新曲)
3.予感
4.high tide
5.やまびこの詩(with けもの)
6.I Need You(Americaカバー with イシカワアユミ)
7.光の葡萄(with イシカワアユミ)


けものちゃんから「一緒に演奏したい」と届いた「トラベラーズソング」という曲から「カフェの厨房から」と同じ匂いがしたので並べて歌う。「カフェの厨房から」はダンラナチュールやチャッツワース、アアルトコーヒーやレストランのや、そしてもちろん巣巣という《店舗》にインスパイアされて書いた曲。「Moon River」はなんと岩崎さん本人が演奏したい!と勇んだ選曲。1番は完璧だった。また次回にリベンジを。岩崎さんが好きなさだまさしさんの「道化師のソネット」を歌うとお客さんの反応が面白かった。僕はサビ始まりではなくてAメロから歌うことにしているので「ん、これ誰の曲だったっけ?スピッツ?」みたいに思った人もいたそうだ。

「予感」は巣巣の岩崎さん、ダンラナチュールとミルブックスと一緒に2011年4月に行った福島での経験が書かせた曲。「やまびこの詩」は長野の木曽駒ヶ岳に登ったことがきっかけでできた歌だが、その旅を薦めてくれたのも巣巣だった。「high tide」は岩崎さんからのリクエストにこたえて。「I Need You」に日本語詩を書いたのは巣巣でのNo Nukes展示がきっかけ。巣巣からの影響はこんなにたくさん。これからも宿り木のような、帰るべき巣のような場所であってほしい。ひとつのゴール、新しい始まり。岩崎さん、おめでとうございます。




Posted by monolog at 10:06│Comments(0)TrackBack(0)

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