2015年05月04日

「ねこをもらったよ」原画展トーク&ライブ《ねこのいる暮らし》



昨日のこと、ゴールデンウィークは録音作業とライブが交互に続き、この日は木下綾乃さんと近藤研二さんとの猫トークイベント。綾乃さんとは3度目の、この3人では3回目の顔合わせなので事前打ち合わせまったくなしでイベントは始まりました。前回(3月のモナレコード)との大きな違いは近藤さんがリアル「ねこをもらったよ」体験でモイが家族の仲間入りをしたこと。優しく慈しむような前回のトークから一転、楽しくて笑顔があふれる話で盛り上がりました。お客さんも猫好きばかりだったのだろうか、好きなことの話をするのはこんなに楽しい。

そしてライブ。僕と近藤さんで演奏するときのユニット名をつけようとずっとあれこれ考えていたのですが、いいのが浮かんで決定。それを初お披露目するのが昨日のステージでした。「quilico」、キリコと読みます。近藤さんとはファンの方からの「いりこ」に繋いでもらった縁、ポチもポチ実も三毛猫(英語ではcalico)、さらに近藤さんの髪の毛も3色織り交ざっているということで、「いりこ+キャリコ」。「猫に九生=cat has nine lives」という諺も引いて「9=q」で始まる「quilico」になりました。これからよろしくお願いします。さて、quilico名義での初ライブ。

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2015年5月3日(日祝)@ 蔵前 in-kyo
木下綾乃「ねこをもらったよ」原画展トーク&ライブーねこのいる暮らし


1.夏の日の幻
2.猫町オーケストラ
3.Phenomenal Cat(The Kinksカバー)
4.ねむれねこねこ(2355おやすみソング:近藤研二楽曲)
5.ポチの子守唄
6.太陽と満月
7.my favorite things
8.些細なことのように
9.日向の猫

EN
10.my favorite things

quilico(山田稔明+近藤研二)

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前回の渋谷喫茶SMiLEと同じセットリストですが、近藤さん曰く「モイがやってきたせいか演奏するフィーリングが変わった」とのこと。僕もなにか違う!とわくわくしながらの演奏でした。「ポチの子守唄」で泣いてくれた方がたくさんいて、とても感動しました。ありがとうございます。自然な流れとして『the loved one』からに曲がセットリストの中心になってきました。quilicoはまだレパートリーが少ないのでアンコールにお応えする予備曲がなく、「my favortie things」にお客さんの手拍子を添えてもらってもう一度演奏しました。むさしの地域猫の会の募金箱へもたくさんのお気持ちをありがとうございました。猫の会に託します。

この日は猫友だちがたくさん遊びにきてくれて、打ち上げはものすごい猫宴会になりました。綾乃さん、近藤さんと僕に加え、イラストレーターのイナキさん、石坂さん、そしてシンガーソングライターで作家の猫沢エミさんも。ネパール料理店の長テーブル、各所でパラレルに繰り広げられる猫話は夜更けまで。初めて会った人同士も勝手に繋がっていく。「猫」という媒介の力は底知れない。またこんな夜が繰り返せばいいな。楽しい一日でした。




Posted by monolog at 12:09│Comments(0)TrackBack(0)

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