2015年06月02日

the loved one 完成|バーニング・ストレンジャー



昨日のこと、ついにニューアルバム『the loved one』の音の最終作業、マスタリングを乃木坂のソニースタジオで。『pilgrim』以来ずっとお世話になっている石橋さんに音の調整、曲間を何秒か決めて並べてもらう。石橋さんも『新しい青の時代』以降猫と暮らし始めたので「感動して泣いた。またすごいのができたね」と嬉しい言葉。関わってくれたすべてのスタッフ、ミュージシャンと友だちに感謝。

平行してアートワークを大塚いちおさんとまとめて、パッケージもぎりぎりで完成。これまで作ったことのないような、カラフルで心躍るジャケットになった。この音と容れ物をこれから朝イチでプレス会社へ持ち込んだらすべての行程がが完了。あとはCDの到着を待つだけです。さあ、制作モードからライブモードへ。わくわくする。

マスタリングの帰りに下北沢で溝渕ケンイチロウ氏の弾き語りワンマン。休憩のあとの第二部に間に合った。活動の拠点を地元広島に戻す彼、もう15年来の付き合いになる。丁寧なMCと歌うべくして歌われる歌。予定にないアンコールで最後に彼が歌ったのはセロファン時代の「ストレンジャー」という曲だったが、これは2002年にレコーディングに突然呼ばれて僕がコーラス参加した思い出深い曲、フレーズの端々が時をこえてリアリティを持って響く。横顔を眺めながら小さな声で自分のパートを歌った。吉祥寺界隈でいつでも会おうと思えば会えたのがかなわなくなるのは寂しいが彼の音楽とビートは変わらず止まらないのだろう。




Posted by monolog at 08:06│Comments(0)TrackBack(0)

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