2015年08月14日

加古川での邂逅と合流|夜の科学 in 加古川 - for the loved one(2015年8月9日 ツアーDAY2)【ライブ後記】



神戸の宿で目覚めたらポチ実のお世話をお願いしている近藤家から報告が。なんとあんなに人慣れしていなかったポチ実が手からご飯を食べたり擦り寄ったりしてきたと!安心した。朝ご飯は南京町で北京ダックとココナッツタピオカジュースなどで中華街観光気分。いろんな人に薦められたフリークアウトレコーズを目指すも閉まっていて立ち尽くす。結局時間切れ、途中ハックルベリーとか噂に聞くレコードショップも見かけたのだけど、またの機会にゆっくりと。

明石海峡大橋と瀬戸内海を眺めながら新快速で加古川へ。ここへ来るのももう何度目か。今回のライブが16回目、それ以外でもふらっと立ち寄ったことがあるし、勝手知ったる街になった。チャッツワースへたどり着くとすでに今日のゲスト溝渕ケンイチロウ氏は到着して、もう店主岸本さんと話して盛り上がっていた。「InstagramなどのSNSでいいねを付け合うくらいの関係」だったケンイチロウさんとチャッツワース、実際に会えばヴァイブレーションのあう人たちは勝手に仲良くなる。美味しい賄いをいただき体力回復。そして1時間かけてリハーサルを。ケンイチロウさんはカホンとパンディロと小物パーカッションで合わせてくる。予想通り、なんの問題もない。広島県福山市に活動の場を変えた彼は1ヶ月前までうちから車で10分のところに住んでいたのだけど、離れたら離れたでこういう交わりができるのだな。会場はいつものように満員御礼。2008年まではどこにあるのかも知らなかった街が今では自分にとって大切な故郷みたいになっているのが不思議だ。

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ライブ第一部は僕ひとりでGOMES THE HITMAN、ソロ、GOMES THE HITMAN、ソロと交互に夏の歌を披露。これはフジロックでジョニー・マーがソロとスミスの曲を交互に演奏したことにヒントを得た演出。まだCDになっていない新曲ふたつがここでもとても好評で、演奏しているとお客さんが前のめりになって揺れるのがわかる。「ポチの子守唄」はポチと、去年の10月に旅立った岸本家の愛猫チャオ、そしてお客さんそれぞれの胸にあるラブドワンに捧げる。そして溝渕ケンイチロウを呼び込んでから第二部へ。

「太陽と満月」はセッションするのにうってつけの曲だ。ゆっくり始まってどんどん歯車が噛み合って最後にはエンジンがかかっている。「些細なことのように」はケンイチロウさんに「山田版LET IT BEだと思って叩いて」とお願いした。「my favorite things」でやわら立ち上がった彼がハンドクラップを煽り、コーラスを添えてくれて新鮮だった。僕の歌はシンコペーションが独特で合わせるのが難しいのだけどさすが15年来のライバル。彼が山田稔明ソロのバンドでイトケンさんの穴を埋めてくれたライブは2008年頃だったか。久しぶりに一緒に演奏した「hanalee」もとてもよかった。

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あっという間に本編終了。アンコールは第三部、遊びにきていた「ははの気まぐれ」のドラマー川本くんにカホンに座ってもらってケンイチロウさんもギターを持ってトリオ編成。彼がセロファン時代に書いた「ストレンジャー」のレコーディングに僕はコーラスで参加しているが、時を越えても色褪せない素晴らしい歌。個人的なこの日のハイライトは3人での「ストレンジャー」セッションでした。ぶっつけ本番で、まさに“音楽”を奏でている感じがしました。

「終わった!お疲れさま!」と讃え合っていたら客席からは予期せぬダブルアンコール、「ハミングバード」よりももっと二人で演奏するのに相応しい歌があったかなあ、と思ったけど、あの日あの時間に歌いたい歌は「ハミングバード」だったのだ。加古川はいつもライブで何かミラクルが起きる街。この日のライブも今までとは違うサムシングがありました。ケンイチロウ氏、川本くん、チャッツワース岸本さん一家、そして遠くから近くから集まっていただいたお客さんたちに心から感謝を。

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2015年8月9日 @ 加古川 チャッツワース
“夜の科学 in 加古川 − for the loved one”


1.スティーブンダフィー的スクラップブック
2.夏の日の幻
3.長期休暇の夜
4.一角獣と新しいホライズン
5.太陽オーケストラ

6.Qui La Laの夏物語
7.ブックエンドのテーマ
8.lucky star
9.ポチの子守唄
10.猫町オーケストラ

11.太陽と満月
12.些細なことのように
13.my favorite things
14.small good things
15.hanalee

EN
16.ストレンジャー(セロファン カバー)
17.月あかりのナイトスイミング
18.ハミングバード


with 溝渕ケンイチロウ(M11-16, 18)
with 川本健士(M16)



打ち上げも楽しかった。岸本さんたちとケンイチロウは山の話で盛り上がるし、長男カズトくんが「ちょっと聴いてもらっていいですか?」と自作曲をピアノで弾き語るシーンがあったり、ダンスを頑張っている長女ルナちゃんからはボルダリングの魅力を教わったり…。初めて会ったときはまるで子どもだった二人がこんなに大きくなったんだなあ。ぜひ今度はケンイチロウソロライブをチャッツワースでやって欲しいし、どこかの山で彼らが合流するのも時間の問題だろうなと思う。美味しいものを食べ、楽しい話をして、これ以上なにを欲しがるか。加古川の夜は完璧な夜でした。



明けて翌日は岸本家と淡路島観光からのKiss FM KOBE。神戸どうぶつ王国は次の季節に。充実の3日間でした。

Posted by monolog at 11:03│Comments(0)TrackBack(0)

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