2015年11月13日

目利きに選ばれた|クロネコがポチを運んできた

昨日の夜のこと、友だちから小説『猫と五つ目の季節』が日本経済新聞の夕刊の書評コーナーで紹介されていると教えてもらってびっくりして、駅まで新聞を買いにいった。本の発売から一週間が経って「音楽コーナーに並んでいた」とか「動物関連の棚にあったよ」とか、「どこそこの丸善でちゃんと氏文芸書の棚に面出ししておかれていましたよ!」とたくさん報告をもらうのだけど、新聞に紹介されるなんて思っていなかったのでとても嬉しかった。『目利きが選ぶ3冊』というコーナーに載っていた。目利きに選ばれるなんて身に余る光栄。本を読んでくれた人の様々な感想が波のように押し寄せてきて、それぞれの物語が展開していくような感覚がある。

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そして今日、お昼少し前にクロネコ宅急便が荷物を届けにきた。中身はポチだった!フェルト作家の猫ラボさんとは確かトラベラーズファクトリーのライブのときに初めてお会いしたのだったか(猫ラボさんの小説への感想コメントはここで読めます)。その後、西荻窪「ペットショップに行くまえに展」での展示や先日原宿でのCat's ISSUEで彼女の作品を見てそのいきいきとしたフェルト猫の姿に感動したのだけど、なんと『猫と五つ目の季節』出版記念に、と羊毛フェルトのポチを作ってくれたのだ。はしもとみおさんがポチを彫ってくれたときもそうだったが、丸い身体に触ると勝手に涙が出るから不思議だ。心から嬉しい。顔や姿勢、模様、そして肉球まで本物そっくりだった。きっと僕のインスタを隅から隅まで見て作ってくれたのだろうな。

ポチは幸せな猫だ、とみんなから言われるけれど、僕も同様に幸せ者だ。




Posted by monolog at 20:33│Comments(0)TrackBack(0)

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