




今日は今日とて、いろんな作業を日がな続けて、「うーん」と唸ったり仕上がりを聴いてニンマリしたり息を切らして録音したりしてあっという間に時間が過ぎていく。夕方から息抜きに出かけて、出かける先といえば本屋かレコード屋なのだけど、今日は発売を心待ちにしていたレコードとずっと探していたレコードの2枚を手にしてウキウキして帰ってきて、1時間音楽を聴いてまた自分の作業に戻った(イギー・ポップの新譜は心が震えるくらい素晴らしかった)。ちょっと耳休みをするときには鈴木惣一朗さんの「細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた」を読んでいるが、これも未知の音世界に誘ってくれる読み応えのある本。少し前に読み終えた高橋健太郎さんの処女小説「ヘッドフォン・ガール」も活字から音楽が立ち上がる本だった。
結局音楽を作るには音楽を吸い込むことが僕にとって一番いいみたいだ。