2016年04月22日

今週末は永井宏展で3年目、HICKSVILLE中森泰弘さんとのライブです



昨日のこと、夕方から等々力 巣巣まで出かけてヒックスヴィル中森泰弘さんと鍵盤奏者イシカワアユミさんとで練習を。今週末24日に巣巣で行なわれる永井宏展イベントのために今年もこの日限りのセットリストができあがった。中森さんと会うのは昨年末の僕が声が出なくなった鎌倉ディモンシュ公演以来。すでに永井さんの展示は始まっていて、僕らは絵や写真、永井作品に囲まれてマイクを通さずにリハーサルをしました。

永井宏さんは美術家、作家、詩人、写真家、音楽愛好家、詩や表現のワークショップ主催といろいろな側面をもっていた方、2011年に天国へと旅立たれた。僕は一度もお会いしたことがないのだけど様々な縁が繋いで展示のときに歌を歌わせてもらうようになった。昨年はJAMJAMJAM音楽祭という永井さんの意思を継ぐイベントにも仲間入りさせていただいた。「人はだれでも表現者になれる。暮らしそのものがひとつの表現であり、表現するこで毎日の暮らしが楽しいものになる」というのが永井さんの意思で僕はもちろんその一言一句に共感する。ヒックスヴィル中森さんはカメラマン時代から永井さんと懇意にされていたし、共演する鍵盤奏者イシカワアユミさんは永井さんの愛弟子だ。そんなふたりに挟まれて演奏すると僕はなんだかとても自由な鳥のような気分になって綺麗な歌を歌えるような気がする。永井さんが愛した音楽(それは僕ら3人ともが好きな歌でもある)、永井さん自身が作った歌、表現者として僕が歌いたい歌を今年も歌います。

毎年楽しみにして来てくれる方もたくさんいますし、もし未体験の人にはぜひ一度永井宏展開催中の巣巣の雰囲気を味わっていただきたい。誰もが表現者、この日のライブを観ることを選択することもあなたの表現です。今回のライブのために初めてトライする曲も、毎年歌ってもはや自分たちの歌みたいになっている曲も、1年に1度の内容でお届けします。入場予約は巣巣にて受付中、たくさんのご来場をお待ちしています。




2016年4月24日(日)@ 等々力 巣巣
永井宏作品展 LIVE「詩と音楽」

18:00開場18:30開演/2500円(コーヒー付)
演奏:山田稔明、中森泰弘(HICKSVILLE)、イシカワアユミ
詩 象の音楽(村椿菜文、イシカワアユミ) 他

ボブ・ディランの「Don't think twice It's Alright」に自作の詩をつけて
「くよくよするなよ、イッツ オール ライトやで」と歌ってくれた永井さん。
その歌詞に多くの人が救われました。毎年この展示のために集結する3人の演奏を
お楽しみください。前半は象の音楽による永井さんの詩やオリジナル詩の朗読を。
*入場予約は巣巣HPにて受付中です

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020

Posted by monolog at 08:51│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
巣巣さん、動物王国からガラリと変わりましたね!練習風景いいな〜。ハモリがきれいに聴こえます!本番もマイク使わないのでしょうか?それも素敵だなぁ。
展示あり、詩の朗読あり、ライブあり、今回も一粒で3度、いえそれ以上においしいイベントのよう。永井さんの世界、伝わるといいですね。
インスタのボーカル・レコーディング時の山田さんの表情が「pale」に思えて、少し怖いのだけれど、あー、まさしく表現者として歌いたいことの想いを込めているように見えて、いよいよ楽しみになりました。きっとバランスをとる上で欠かせない何かに気づかせていただけるような気がしています。
Posted by motokoishita at 2016年04月23日 06:43