2016年05月04日

杉さんと村田さんの“ずっとピーカン!ツアー”



杉真理さんと村田和人さんで行なわれるはずだった“ずっと還暦ツアー”が杉さんと仲間たちの手によって引き継がれて全国を回っている。昨日は下北沢でのライブだったので出かけた。杉さんから「山田くんもタイミング合えばどこかで何か歌ってよ」と言われていた、そのタイミングが昨日だったのだけど、とにかく杉さんの凄みと村田さんへの愛が溢れる素晴らしい夜だった。村田さんとのデュオツアーで恒例だったそれぞれの歌を交互に歌うスタイルは踏襲され、有志バンドの演奏も気心しれてばっちり。

僕はステージ最高潮の「ミュージシャン行進曲」で呼び出され、村田さんの「BRAND NEW DAY/BRAND NEW SONG」を声の限りに歌いました。昨日は客席の皆さんも主役級の盛り上がりで無数のハンカチ・タオルが舞う風景に村田さんも「みんなサイコー!」と喜んだのではないでしょうか。僕らは村田さんの手のひらの上にいるような感じ。音楽のなかでは会いたい人に会えるのだな。3時間で約30曲を杉さんは歌いきった。感動した。

このライブをムーンレコード時代の村田さん作品すべてに携わった吉澤さんと一緒に観れたことが感慨深かった。吉澤さんは村田さんと苦楽を共闘した方、BMG時代のGOMES THE HITMAN作品のエグゼクティブ・プロデューサーでもある。当時は厳しくてこわい、スタッフの偉い人だったが、昨日は「むらっちゃんはいなくなってもいろんな繋がりが残ったんだねえ」とニコニコして話してくれた。そしてこの日はもうお一方、作詞家の田口俊さんと初めてお会いすることができた。安藤芳彦さんとともに村田和人楽曲の多くを書かれた方。固く握手を交わした。松尾清憲さんともお正月以来、松尾さんも4月16日の大きな地震をたまたま九州の実家で過ごされたそうであの夜の体感を振り返った。

なんだか密度の濃い1ヶ月。そして充実した大型連休。

Posted by monolog at 07:55│Comments(0)TrackBack(0)

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