2016年05月10日

思い出し追記|HARCOの春フェス2016 TOKYO

何日か前にHARCOにメールをした。彼がメロディを書いて僕が歌詞を書いた「春のセオリー」という曲の歌詞を少し変更したい部分が出てきたからだったのだけど、それで4月26日に書いたライブ後記でアンコールでのセッションのことに触れていないことを思い出した。HARCO、空気公団とGOMES THE HITMANでの「HARCOの春フェス2016」はもう一箇所、京都の元・立誠小学校で今月末にアコースティック編成で行なわれる。今日はTOKYO編の追記。ずいぶん前のことのように思うがまだたった3週間前のことなのだ。

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HARCOからセッション曲のメロディが送られてきたのは3月の終わりで、僕は4月に入ってすぐ第一稿の歌詞と歌入りのデモを送信した。ライブのタイミングが4月後半と5月後半だったので、いわゆる「桜ソング」ではなく淡い新緑の風景が浮かぶようなものになればいいなと思った。これまでも依頼されて自分で歌うためではない歌詞をたくさん書いてきたけどHARCOとの共作というのはどこか特別な感慨がありました。なんというか、うまい歌詞やよくできた歌詞とは少し違う、自分らしくてベストな言葉を提出しなくちゃ、と思った。同じ時期にデビューしてここまで休まず泳いできた者としてのプライドというと大げさかな。HARCOっぽいクセのあるコード進行とメロディも気持ちいい。とにかく、良い曲になって嬉しかった。

で、それを初めてお客さんの前で演奏したのが渋谷duoでのアンコール。HARCOバンドにGOMES THE HITMANから僕、空気公団から山崎さんが加わってのセッション。山崎さんのボーカルは何かをまっすぐ見据える視線のように僕をドキッとさせて背筋を伸ばさせる。空気公団の歌は折りに触れ聴いていたけれど(「田中さん」の歌が僕は大好きなのだ)ステージ上のモニタースピーカーから聴く彼女の声、さらには自分の歌に乗ってくるハーモニー、とても新鮮な感覚だった。ライブに先駆けたリハーサルのときに山崎さんが僕とHARCOの声がよく似ていると感心した場面があったから僕もHARCOも自分らしさを心がけた歌になったのではないだろうか。とにかく、練習よりも当日のリハーサルよりも本番が一番良かった。

この曲をHARCOバンドと僕と山崎さんで演奏するのはあと一回だけだ。そう考えると今から名残惜しい。関西の皆さん(もっと遠くの街からも)、ぜひ京都でのHARCOの春フェス2016にお越しください。




2016年5月28日(土)@ 京都 元・立誠小学校
“HARCOの春フェス 2016 in KYOTO”

LIVE:HARCO、空気公団、GOMES THE HITMAN
*4人編成アコースティックセットでの演奏を予定
ゲスト:ヨーロッパ企画
OPNE13:30 START14:00

前売4,000円 当日4,500円 全自由(税込)
※未就学児童:入場無料
子供料金:小学生前売 2,000円

【チケット購入方法】
チケットぴあ/ローソンチケット/イープラス

お問い合わせ
京都公演:GREENS 06-6882-1224

Posted by monolog at 19:03│Comments(0)TrackBack(0)

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