2016年05月18日

札幌旅DAY2|吹けよ風、パッチワークの大地(2016年5月16日)



札幌ライブの翌日は東京への戻り日、しかしいつものように最終便を選んだので丸一日北海道の空気を吸い込むのだ。ポチ実も留守番健闘中。北の大地は朝から暴風警報。ものすごい風が吹いているなかをいつものコース、お決まりのレコード屋さんへ。レコード人気なのか外国人も多く開店時間からすごく賑わっていた。ノーナ組のシゲくんともばったり。やっぱり風が冷たいけど、八重桜やムスカリ、チューリップたちが咲き誇り春をもう一回巻き戻して眺めているような感覚がありました。

のやファミリーが車で迎えにきてくれて、僕がリクエストしたのは空の上からパッチワークみたいに見えた町とジンギスカン、どこへ行くのかはまったく知らされない半日旅の始まり。そう、どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと、なのである。札幌の風景は高い建物がないからパッと開けて気分がいい。暴風は吹き止まず、いたるところで砂埃を巻き上げてある意味壮観な景色。最初にたどり着いたのは石狩川と石狩湾を臨むはまなすの丘公園、「晴れていたらすごく気持ちいいんだけど」と残念がるがこのまま何処かへ飛んでいけそうなくらいの風がだんだん面白くなってくる。はまなすソフトクリームなんかを食べて、その後は海鮮市場をいくつか回る。奮発してカニとかイクラを。



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平岡公園梅林はもう盛りが終わっていたけれど、とても気持ちのいい森林浴。そしてのやファミリーのログハウスを訪れるのはもう何度目か。少しずつ確実にハンドメイドで城が築かれていくのが面白い。今度来たときは泊めてもらおう。レコーディングや原稿執筆なんかにもばっちりかもしれない。札幌は思ったよりも日が長く、“パッチワークの町”を駆け抜けて夜の帳が下りる前にその風景に間に合った。とても広大、遠くの景色を眺めてリフレッシュしました。放牧の羊も見れたし、野生のキタキツネにも会えたのです、この日は。

夜になって空港まで送ってもらって、何から何までレストランのやファミリーにお世話になった。しみじみと語り合う時間もあったし、とても有意義な旅でした。またすぐに会いにいきます。さよなら北海道、ただいま東京の日常。




Posted by monolog at 09:56│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
暴風、近所の木が倒れたりして結構凄かったです。飛ばされなくてよかったですね!
何かに煮詰まると、はまなすの丘公園内の海辺へ「海のバカヤロー!」と叫びたくて行く(今年の春先も行きました)のですが、海は好きなので、とてもそんなことは言えず、近くの温泉に浸かってくるというパターン。
平岡公園梅林は先月行ってきました。早すぎて花は咲き始めでしたが、梅ソフト食べてきました。なんだかうれしいです。
のやファミリーのログハウス、素敵ですね。そこでのレコーディングや原稿執筆で生まれる作品に出会いたいです。
のや(プー横丁も)に行くといつも癒されます。そこへ行くと、チミちゃん禁断の“ちゅ〜る”と同じように、つい頼んでしまう大好きなメニューがあります。今日一日、晩御飯はそれにしようか、おらが町の海鮮パーティーに刺激され、スーパーで毛ガニを買い込むか(安いんですよ!)、うれしい悩みに浸ってみます。
ぜひまた北海道へ。楽しみにしています(^o^)/。
Posted by motokoishita at 2016年05月19日 02:50